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その瞳に灯るもの 8

哺乳類のクローンといえば、1996年に、英国スコットランドで作られた羊の”ドリー”が世界初だといわれている。
”ドリー”の製造方法は”体細胞核移植”だったそうだが、『スアム生命工学研究所』も同様の方法を用いて、犬様のクローンを製造しているようだ。

そのように製造したペット様のクローンについて、同研究所は、

「クローンは元のペットの一卵性双生児だが、多くの遺伝的素因を持ち、元のペットと同じように成長する可能性があると理解している」

と述べているのを、とある記事(イギリスのデイリー・テレグラフ紙)で私は読んだ。
同記事には、”ドリー”を製造したイアン・ウィルマット教授の意見も掲載されてるのだが、それによると、

「クローン動物の性格は、環境や育て方により変わり、オリジナルと全く同じ外見を再生することもできない」

と反論している。
つまり、亡くなったペット様とDNAは同じだとしても、クローン技術によってペット様を複製しても無意味だと主張しているのだ。
よって、同教授は、

「クローンに大金を使うぐらいなら、自然に生まれた別の仔犬を買うべきだ」

との意見を持っている。

一方、同研究所の創始者であるファン・ウソク(黄禹錫)氏は、

「クローン技術で生まれた仔犬を見た時の飼い主の純粋な喜びに、自分がやっていることの意義を見出す」

と述べ、クローン技術で犬様を製造する仕事が大好きだといって憚らない。

ちなみに。
同氏の協力を得て、以前にアメリカで犬様のクローンビジネスを展開しようとした(現在はコスト面で断念している)”Bio Art社”が公開したサイトによると、『スアム生命工学研究所』がクローン技術で犬様の複製ビジネスを行えるのは、同研究所がある韓国では多数のメス犬様を容易く入手できることが要因らしい。
加えて、韓国には犬様を食べる習慣があるので、多数の犬様が必然と生産されているためだ、と指摘している。
要するに、クローン製造の過程で不必要になった代理母犬様などは、最終的に食用になっているとの懸念があるという。

また。
もっとも『Dog, Inc.』の著者を持つジョン・ウーステンディーク氏も、

「韓国では救助犬や警察犬、そして賞に輝いたチャンピオン犬などがどんどんクローンになる。おまけに卵子提供犬と代理母犬は用が済めば食用として市場行きだ。欧米諸国比べて犬の生命に対する倫理観が低いのではないか」

などと批判をしている。(【EU発!Breaking News】韓国企業、『愛犬のクローン1頭プレゼント』。『代理母犬は食用に』との批判も。より抜粋)

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉