新着情報

ペットフード 13

では、なぜ。
『ブチルヒドロキシアニソール(BHA)』を使用しているにもかかわらず、その某有名ペットフードが販売中止になることもなく、店頭や動物病院に並び続けているのか。
理由は、『ブチルヒドロキシアニソール(BHA)』についての見解に賛否両論がある上、各国の研究結果にもバラつきがあるからです。

とはいえ。
ペットフード 12』で書いたように、『ブチルヒドロキシアニソール(BHA)』を用いた動物実験の結果報告は、危険性を排除できないものでした。
現に、人間用の食品には規制がかかっています。
それでも、『ブチルヒドロキシアニソール(BHA)』を添加した食品の輸出をしたい国々からの圧力があり、日本での全面使用禁止が足踏み状態になったと指摘している専門家もいます。

一方。
『ブチルヒドロキシアニソール(BHA)』を使用し続けている某有名ペットフードメーカーは、使用料はごく微量で、ペットフード安全法で定められている使用基準値より下回っている、との主張をしています。
つまりは、配合量さえ間違わなければ安全である、という見解を示しているのです。

『ブチルヒドロキシアニソール(BHA)』の使用を隠さず、パッケージ表示に化学合成添加物が記載されている点については、使用事実を偽装し、無添加表示で販売しているようなペットフードメーカーよりも、まだマシなのかもしれません。

それはさておき。
様々な見解がある故、一体、なにを信じればいいのか……。
ペット様の健康を願う飼い主様方であればあるほど、判断に迷われることと存じます。

化学合成添加物を使用しているペットフードを食べ続けていたとしても、個体差によるので、直ちに健康悪化の症状が見られないペット様もいることでしょう。
であるからして、化学合成添加物に対する価値観は人それぞれで、賛否がわかれるわけです。

振り返れば。
一昔前の日本では、人間の残飯をペット様に与えていた時代がありました。
ですが、今日では塩分の過剰摂取による健康悪化が懸念されるとして、人間の残飯をペット様に与えない方が良いとされています。

それでも未だ、人間用の食品や残飯をペット様に与えている方もいることでしょう。
その理由もまた、個体差によるので、直ちに健康悪化の症状が見られないペット様がいるからだと存じます。

それらのことを踏まえたとしても。
私個人の意見としましてはやはり、たとえ基準値以下の使用料であっても、『ブチルヒドロキシアニソール(BHA)』を用いているペットフードを積極的にお勧めは致しません。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉