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ペットフード 64

黄色脂肪症(イエローファット病)は、なんらかの感染症・炎症性疾患・腫瘍などが原因で、二次的に発症することもあるといいます。
ですがそれは稀で、主には抗酸化作用のある『ビタミンE』不足と、マグロ・アジ・サバ・カツオなどの青魚に多く含まれている『不飽和脂肪酸』を過剰摂取し続けた場合に発症してしまう病気です。

もう少し具体的に申し上げますと。
体内で過酸化物質となった『不飽和脂肪酸』が体内の『ビタミンE』を破壊し、同時に内臓や皮下脂肪の組織に黄色い色素(セロイド)となって溜り、脂肪の炎症と変性を起こしてしまう病気です。

黄色脂肪症(イエローファット病)になってしまうと、

・発熱
・被毛の艶が悪くなる
・食欲減退
・炎症による全身の痛み
・皮下脂肪の壊死や硬化による、しこり

などの症状が見られます。

その痛みが原因で、ペット様は元気がなくなり、身体に触られるのを極端に嫌がるようになったり、歩き方がぎこちなくなったりします。

それを知ると、黄色脂肪症(イエローファット病)を過度に恐れるあまり、マグロ・アジ・サバ・カツオなどの青魚を、ペット様に一切与えな方がいいのか、と心配なさる飼い主様がいらっしゃいますが……。
私個人としては、その考えを持ち合わせていません。

なぜならば。
確かに、『不飽和脂肪酸』の過剰摂取はリスクがありますが、一方で、マグロ・アジ・サバ・カツオなどの青魚には『DHA』・『EPA』が含まれているからです。

『DHA』・『EPA』などの『不飽和脂肪酸』は、ペット様の健脳・認知障害予防・痴呆予防に効能があるとの報告があり、とくに日本犬において、その有効性が謳われています。
ほかにも、視力改善・健康な毛並みの維持・健康な皮膚の維持・抗アレルギー作用・抗炎症作用・動脈硬化予防・ガン予防などの効果が期待されています。

それ故に、適度な青魚の摂取に私は賛成なのです。

ペット様に青魚を与える際は、鮮度が悪いとそれだけ酸化が進んでいますので、黄色脂肪症(イエローファット病)になってしまうリスクを高めないためにも、鮮度のいい青魚を選ぶことは必須です。、

とはいえ。
たとえ鮮度の良い青魚であったとしても、体内に蓄積される『不飽和脂肪酸』は過酸化物質になりやすい性質があります。

ですので、ペット様が『黄色脂肪症(イエローファット病)』を患ってしまわぬように、適量の『ビタミンE』を同時に摂取させて、『不飽和脂肪酸』が酸化されにくいようにすることも大切です。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉