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ペットフード 7

『砂糖』を過剰摂取しすぎによる健康被害の危険性がどういったものなのかというと、『ペットフード 6』の文末に綴った通り、エネルギー源を上回る『砂糖』は、神経を過敏にします。
『砂糖』の摂取に伴いインシュリンが分泌されるのですが、それを慢性的に必要とするために、ペット様の膵臓に負担がかかります。
膵臓に疾患を抱えるペット様の内、およそ10%程度は糖尿病であるとの統計もあるそうです。

また。
糖質は、グリコーゲンとして体内に備蓄されます。
それは本来、糖質の不足時に対する有能な働きなのですが、有り余った備蓄分はやがて中性脂肪となってしまいます。
そうして脂肪細胞となり、肝臓をはじめとする体内に必要以上に蓄えられると、肥満の原因になります。
私たち人間同様、ペット様においても肥満は万病の元となりますので、充分に気をつけるべきです。

さらに。
いわずもがな、食事で摂取した栄養分は身体に吸収されます。
健康ならば、その後は便になって排出されるわけですが……『砂糖』は、大腸内に便を長く留まらせてしまうそうです。
大腸内にいつまでも便が残ってしまうと、その中に含まれている毒素は再び身体に取り込まれていくといいます。
結果、ガンやリューマチなどの原因になることもあるという説が存在するので、注意を怠らない方が良いと存じます。

では、どのくらいの量の『砂糖』ならば摂取しても問題ないのか――
実は、ペットフードの栄養基準を公表している全米飼料検査官協会には、ペット様の糖質摂取量の基準が明確に公開されてはいません。
つまりペット様については、現在においても尚、不明確な実態があるのです。

ちなみに。
世界保健機関のガイドラインですと、人間についての肥満や虫歯予防には、成人の1日あたりの『砂糖』摂取目安は、25グラム程度(およそ小さじ6杯=加糖された缶コーヒー1杯分)とされています。
だとすると、『ペットフード 6』でも少し触れた通り、食材には糖質が含まれているものがあるので、通常の食事以外で『砂糖』を積極的に摂取する必要は見当たりません。

当然ながら、私たち人間とペット様では必要となる栄養素・栄養バランスは異なります。
それでも、上記に記した摂取目安を参考とするならば、私たち人間もペット様も糖質を過剰摂取をしてしまっている危険性が垣間見れます。

そこで問題となってくる事案があります。
それは、ペットフードに使用されている『砂糖』の量が、パッケージ表示からは読み取れないということです。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉