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ペットフード 75

今回のブログでは、どちらも水溶性ビタミンに分類される『ビタミンB12(シアノコバラミン)』と『葉酸』について、同時に書かせて頂きます。
というもの、『ビタミンB12(シアノコバラミン)』と『葉酸』は相互に補完し合う関係で作用したり、どちらも体内合成の量が多くはないために食事からの摂取が必要である、という共通面が存在するからです。

具体的に申し上げますと。
赤血球のヘモグロビン合成を助け合うことで貧血を防ぐ働きをしたり、DNAの組成をしたりするそうです。
ほかには、神経細胞内の『タンパク質』の合成・修復などを行ったりもしますし、コレステロールの分解時にも似たような関与の仕方をするといいます。

また、欠乏症による悪影響においても似たような症状が出るそうなので、それぞれについて理解しておいた方がよろしいかと存じます。

というわけで。
先ずは、『ビタミンB12(シアノコバラミン)』のことに触れさせて頂きます。

上記に記した体内作用のほかに期待される働きとしましては、

・アミノ酸の代謝
・核酸の代謝
・脳神経機能の正常化
・葉酸の再利用を補助

などがあります。

過剰摂取の悪影響はほとんどないといわれていますが、欠乏症の症状としましては、

・貧血
・脱毛
・胃炎
・腸炎
・食欲不振
・低血糖症
・蕁麻疹
・成長障害
・神経障害

などが心配されます。

『ビタミンB12(シアノコバラミン)』が含まれるのは、レバー・魚介類・卵などの動物性食品です。

ご参考までに。
消化器系の疾患を抱えているペット様やシニア期のペット様は、吸収量が減少するのでお気をつけください。

冒頭に記した体内作用のほかに、『葉酸』摂取で期待される働きとしましては、

・核酸の代謝
・細胞分裂の促進
・発育促進
・口腔内炎症の予防
・皮膚の健康維持
・病気への抵抗力向上
・脳神経機能の正常化

などがあります。

欠乏症の症状としましては、

・成長障害
・悪性貧血
・口内炎
・心臓肥大
・肝臓肥大
・食欲減退
・神経過敏
・うつ状態の誘発
・胃潰瘍
・動悸
・息切れ

などが懸念されます。

とくに、妊娠中のペット様は要注意です。
摂取した『葉酸』は肝臓に貯えられるのですが、胚形成時の胎児が、それを大量消費するからです。
母体の『葉酸』不足は胎児形成異常のリスクを高め、胎児の奇形(口蓋裂・口唇裂・脊椎披裂など)に繋がってしまうといいます。

また。
母体の回復(出産後)や、授乳で栄養素を摂取する子犬様の健やかな成長にも『葉酸』は欠かせません。

『葉酸』が含まれる食材は、レバー・緑色野菜類などです。

ちなみに。
『葉酸』の過剰摂取に関しましては稀だとされますが、『亜鉛』の吸収に悪影響を及ぼす場合があるとの研究報告もあります。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉