新着情報

ペットレンタル 中編2

つぎに。
ペットレンタル賛成派の意見として、こんなものがあります。
・トリミングスクールなどで飼育されてる犬は人見知りをしないので、ストレスはない
・同様の理由で、ペットレンタルは犬の運動不足解消にもなるし、利用者もよろこぶ素晴らしい事業だ

……そうでしょうか。
犬様がストレスを感じるかどうかは利用者による上、個々の性格・その時の気分・健康状態によって変わってくると私は存じます。
仮に、犬様が運動不足であるとすれば、それはペットレンタルを行っている事業者の飼養管理問題に他なりません。
事業者自身が、犬様をお散歩に連れて行く・個々の犬様に見合った運動をさせてあげるなどをすべきなのです。

加えて。
当該トリミングスクールのカリキュラムでは、『各犬種及び他の動物についての総合知識に関する勉強・初歩的な手入れから専門的な技術指導』を謳っています。
であるならば、トリミングスクールで学ぶ生徒が、お散歩も含めた犬様たちのお世話を担うべきではないでしょうか。
その方がよっぽど知識や経験を深められるますし、生徒ならば普段から接する時間が長い分、犬様が過度なストレスを感じることも少ないのではと存じます。

杞憂に越したことはないのですが、トリミングスクールの休日や夜間の犬様のお世話も気になるところです。
無人になる時間があり、ケージ内に犬様たちが放置されていなければいいなと、勝手ながら案じてしまいます。

さらに。
同トリミングスクールのホームページには、レンタル可能な犬様の写真が掲示されています。
その中には、被毛をどぎつくカラーリングされた犬様が見受けられます。
被毛のカラーリングが、犬様の健康や心理面にポジティブな結果をもたらす科学的根拠があるのであれば話は別ですが……。
個人的には、被毛のカラーリングの必要さをまったく感じないので理解に苦しむばかりです。
ただ単に、『めずらしい』と目立つ意図で、レンタル数を増やす為のカラーリングでないことを祈るばかりです。

もう一つ。
レンタルされる犬様のトリミングは『万全』と謳っていますが、犬様の健康に必要であるものに関しては至極当然のお世話であり、殊更に自負する事柄ではありません。

まだ生後3か月の子犬様のしつけが『万全』という言葉にも、眉根を寄せざるを得ません。
その意図も、『どうせなら子犬を連れて歩きたい』との利用者心理をつつき、レンタル数を増やす為の手段だとしたら……胸中がざわつくばかりです。

〈後編に続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉