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一般論と現実 1

特定の分野に限らずだが、ある出来事に対しての一般論と現実との間には、多かれ少なかれ差異が生じることが珍しくはない。
たとえば、

「〇〇〇を試すと改善が見られるらしいからオススメだ!」
「△△△に代えると悪化に繋がるから止めた方がいい!」

など、一般論に即して実践してみた結果、個々によって効果や感想が変わる出来事は山ほどある。
ことペット様に関することも例外ではない。
治療法に関すること、フードに関すること、しつけトレーニングに関することなどが、飼い主様にとって気になる代表例になると思う。

上記のうちで、治療法に関することはどの飼い主様にとっても重大な関心事であろう。
いわずもがな、場合によっては、ペット様の命にかかわるからである。
だからこそ、国家資格を有する獣医師だけがペット様の治療に関与することがゆるされるわけであり、獣医師ではない人間が、にわか知識の一般論で治療法についてを気安く語っていいものではない。

だからといって、だ。
飼い主様は、獣医師の言いなりになるべきだと述べているわけではない。
ペット様がどんな怪我や病を患っているのであれ、獣医師から提示された治療法を選択する権利を有しているのは飼い主様だからである。
セカンドオピニオンの検討をするかしないかの選択の自由も飼い主様にはあるのだから、言いなりや人任せにしてばかりいてはいけない。

いずれにせよ、だ。
飼い主様は獣医師としっかり向き合って、信頼関係の構築努力に背を向けないことが必須である。
獣医師側に至っては、誠意をもち、飼い主様とのコミュニケーションを深める努力を忘れてはならない。
双方の最大目的は、怪我や病を患っているペット様の完治を目指すところにあるのだから、当然といえば当然のことである。

では、フードに関することについてはどうであろうか。
この件については、過去ブログ『ペットフード』シリーズなどで当方でも取り上げてきたが、これはなかなか厄介で、一筋縄では語りつくせぬ問題が潜んでいたりする。
ペットフード業界の思惑も無関係といえない側面が存在するし、現実として、同業界と利益や利権を共有する業界との癒着体質(利益や利権などがなによりも優先される現状)を指摘する声も漏れ伝わってくる。

近年、ペット様に与えるフードについてのあれこれや一般論はインターネット上に無数に存在する。
なので、飼い主様もその気になればいろいろと知識を得ることは可能だ。
だが、現実となると、たとえば手作り食について、その是非の判断については獣医師によって様々である。
実際、(ものにもよるが)必ずしもペットフードが完全悪というわけではない。
その上で、手作り食の実践だけに固執するならば、たとえば栄養のバランスが取れたメニューについてなどに関しても、各々の飼い主様の自己責任において考えるべきであろう。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉