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動物の感染症 2

過去ブログ『動物の感染症 1』で書いたように、”コリネバクテリウム・ウルセランス感染症”を含む人獣共通感染症については、私たちメビー・ラックも例に漏れず、ペット様を相手にする事業者には必須の知識である。
お世話を承るペット様同士の感染防止はもとより、自分自身の健康管理がままならないようでは、安心安全のサービス提供に支障をきたしてしまうからだ。

にもかかわらず、

・”平成27年度 『動物取扱責任者研修』を終えて 前編
・”平成27年度 『動物取扱責任者研修』を終えて 後編
・”平成28年度 『動物取扱責任者研修』を終えて 1”から”平成28年度 『動物取扱責任者研修』を終えて 20

などの過去ブログでも触れているのだが、メビー・ラックの動物取扱責任者が参加した今回の『平成29年度 動物取扱責任者研修』の会場(たましんRISURUホールにて)でも、講義中の受講者の居眠りやスマフォいじりが目立ったという。
ほかにも、当該講義内容とは無関係な書籍を読書していたり、いかにも面倒がっている態度をとる人物が多いことに、毎度のことながら、私は残念な気持ちを抱く。
それと同時に、彼らの動物取扱責任者としての心構えの甘さと軽視に、怖さも覚える。
そういう態度の人物や事業所は、遅かれ早かれ事故を起こすであろう。
私自身も二匹の兄弟猫様と暮らす身としていえば、そのような人物が動物取扱責任者として働く事業所には、決してお世話の依頼をしたくないと強く思った。

さておき。
動物の感染症については、先に催された『平成29年度 動物取扱責任者研修』でも、主たる研修講義として扱われていた。
当該研修講義に参加したメビー・ラックの動物取扱責任者の伝聞によると、『研修講義 1』では、麻布大学獣医学部病理学研究室の宇根有美教授が講師として招かれ、『動物の感染症について』がテーマであった。
文章スペースの都合上、かいつまんでの紹介となるが、その研修講義を振り返りながら、人獣共通感染症について、当ブログ読者の方々の知識獲得のきっかけになれればという想いで書いていく。

研修講義は先ず、”感染症”とはなにか、から始まった。
同講師が用意した資料を引用すれば、

・感染症とは?=動物の体内に、他の生命体(寄生体・病原体)が侵入して増殖すること(感染)
・感染・増殖することによって動物の細胞、組織が侵害されること

とある。
要するに、だ。
エサなどに付着した細菌が消化管を通過するだけでは感染とはいわず、増殖することを伴う前提が存在するわけである。
そのことを説明していた際、感染症に対する究極の対策は病原体を体に入れないこと、と述べる同講師の言葉には、自然と熱が帯びていたそうだ。

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〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉