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御尤もな研究結果 7

余計にほかの犬様を苦手に思ってしまったりするなどの関連話でいえば、経験が未熟なトレーナーや自分勝手な方法論ばかりに縛られているトレーナー、最新のトレーニング方法の勉強を怠り、古い方法論しか知らないトレーナーや犬様に服従を強いるトレーナーの問題も存在します。
犬様の行動科学が進歩した現在では推奨されないにもかかわらず、そのような方法論を未だに行っているトレーナーによって被害に遭ってしまった犬様が実際に多々いるので、トレーナーや場所選びは慎重に行うべきです。

機会(プロが見るパピーパーティー・プロによるトレーニングなど)を辛抱強く継続せずに途中で放棄してしまうのも、犬様が悪いわけではなく、やはり飼い主様側の問題です。
犬様が頑張って少しずつでもポジティブな反応を見せ始めたのに、飼い主様側の都合を優先し、その機会(プロが見るパピーパーティー・プロによるトレーニングなど)を奪ってしまっては元も子もありません。

ついでにいうと、ほかの犬様と上手に遊ばせる練習をするためにドッグランに行くことは、個人的に反対です。
一般的な飼い主様の大多数は、不特定多数の犬様のトレーニング実施経験があるわけではない故、思わぬ事故(噛みつかれたり追い掛け回されたりなど)が起こりやすいからです。
ご自身も含め、ほかの飼い主様もまた犬様のトレーニングのプロではない以上、思わぬ事故(噛みつかれたり追い掛け回されたりなど)が起きるのは必然といえます。
とりわけ、はじめて顔を合わせる飼い主様同士や犬様同士の場合、思わぬ事故(噛みつかれたり追い掛け回されたりなど)が起きやすいので、お互いに近づかないのが無難です。

話を留守番に戻せば、たかが留守番、されど留守番、です。
個体によっては、短時間であれば一人での留守番い慣れた犬様もいることでしょう。

それでも、あえていわせて頂きます。
今までに、一人での留守番を犬様に強いてきても特段の事故やトラブルがなかったからといって、これからも平気だと断言できるわけではありません。
加えて、”犬様も退屈は苦痛”という研究結果が出ているわけです。
それらを承知の上で、今まで犬様に強いてきた一人での留守番をこれからも続けるのかどうかは、飼い主様の選択とご決断次第です。

一方で、忙しない現代社会(共働きのご家庭など)では、一人での留守番に犬様を慣れさせる必要がある(ただし長時間ではなく、あくまでも短時間程度に限る)、という側面も存在します。
だとするならば、尚更に、機会(プロが見るパピーパーティー・プロによるトレーニングなど)を犬様に提供してあげるべきではないでしょうか。
それにプラスして、飼い主様方には、犬様に一人での留守番を強いることを回避する手段の検討を切に願います。
共に暮らす犬様のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)の向上はすべて、飼い主様にかかっているのですから――

最後に、『御尤もな研究結果 1』で紹介した記事内にある、英王立獣医大学の上級講師シャーロット・バーン氏の言葉を、再度明記させて頂きます。

「動物にとって刺激とは、人間同様、贅沢なことではなく必要なこと」

この認識と共に、現代社会と個々の生活環境に見合った犬様への適切なトレーニングの必要性を、私自身、痛感しています。
故に、『デイケア保育』や『ペットホテル』のご利用中でご滞在中の犬様たちに、正式な業としての機会(プロが見るパピーパーティー・プロによるトレーニングなど)を提供することを、メビー・ラックとしても真剣に検討するべき時期なのかもしれない、と考える今日この頃です。

〈了〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉