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捨てる人・拾う人 前編

年末年始のご宿泊をはじめとするペット様のお世話ピークが過ぎ、ようやく帰宅がかなった今日。
”感嘆した出来事”と”嘆かわしい出来事”の両方を見聞きしたので、本日のブログはそれについて綴ろうと存じます。

先ずは、”感嘆した出来事”についてです。
ニュースなどで取り上げられているので、すでにご存じの方も多いと存じますが。
一昨日の1月4日、埼玉県警察が管轄する鴻巣署が、とある高校一年の女子高生に感謝状を贈りました。

その理由となった行動は、12月21日の夕刻に遡ります。
自転車通学をしている当該女子高生は、鴻巣市屈巣の県道を通りがかった際に、大量の古紙(新聞紙や折り込みチラシなど)が散乱しているのを見かけました。
その範囲は、半径約3メートルに渡っていたようです。

女子高生は、その現場を一度は通り過ぎたといいます。
ですが、”見て見ぬふり”をして通り過ぎる自分を受け入れられずに引き返し、一人でそれらを回収し始めました。

それにしたって、散乱していた古紙の量(約10キログラム以上)は相当な量だったため、自転車の前かごに入りきりません。
それでもどうにかしようと、女子高生は約500メートル離れたコンビニエンスストアでゴミ袋を購入し、回収を再開しました。

当該現場は交通量の激しい道なので、女子高生は青信号に切り替わる度に車道に出て、拾い続けました。
その姿を目撃した人が、鴻巣署に通報し、署員が現場に向かいました。
拾ったものの、持ち帰り方法に頭を悩ませていた女子高生は、到着した署員との対面に安堵し、思わず涙したといいます。

古紙拾いをした女子高生は、普段から学校周辺のゴミ拾いなどの美化活動に取り組んでおり、

「学校でもやっているので当たり前と思って拾いました」

と仰っているそうです。

廃品回収車の荷台からの落下なのか遺棄なのか……路上に古紙が散乱していた理由は定かではありません。
ですが、古紙の散乱に気づいていたのは、当該女子高生だけではなかったはずです。

また、女子高生が古紙を回収している姿についても、複数の人間が目撃していたはずです。
にもかかわらず、”見て見ぬふり”をして通り過ぎる方が少なくなかったのでしょう。
残念でなりません。

そのような社会・人間の在り方に、少なからず切なさを覚える私がいます。
だとしても、女子高生の行いは私にとってせっかくの感嘆する出来事なので、ポジティブな要素だけを心に留めることにして、私は帰宅の途につきました。

その帰り道にあるコンビニエンスストアに立ち寄った際、”嘆かわしい出来事”を目にしました。
それは、ペット様を飼われている飼い主様にまつわることです。

 
〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉