新着情報

昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜120

犬様の指と指の間の皮膚病の話ついでに、犬様の”しもやけ”についても触れておくことにする。
滅多に雪が降らない地域にお住いの飼い主様の中には、私たち人間同様、犬様も”しもやけ”をすることを知らない方が少なくないからだ。

”しもやけ”とは、どういうものなのか。
簡単に説明すれば、冷えが原因で血液循環が悪くなってしまい、炎症が起こることをいう。

ご注意願いたいこととして。
”しもやけ”になってしまうのは、なにも、雪で濡れて蒸れたままの状態を放置してしまうことだけが原因ではない、ということである。
昼夜の気温差が大きいことが原因で”しもやけ”になってしまう場合もあるので、飼い主様方にはより細心の注意を持って、犬様の身体の状態に気を配って頂きたい。

犬様に”しもやけ”が起きやすいのは、身体のどの部分かというと。
血流が滞りやすい箇所、つまりは足先・耳先などである。

炎症を起こしてしまえば腫れたり痛痒くなるため、犬様はそれらの患部を気にして、舐めたり噛んでしまう。
そのまま傷になると、痛みから犬様が攻撃的になってしまう可能性があり、患部のケアを行おうとした際に、飼い主様がケガをなさってしまう危険もある。

”しもやけ”に限らず、犬様の肉球や指と指の間周辺の傷は治りにくい。
歩いたり立ち上がったりする度に、その周辺が床や地面に触れざるを得ないので、安静を保つのが難しいからだ。

また。
患部を気にして、舐めたり噛んでしまうのを防ぐには包帯またはエリザベスカラーの着用をするしかなくなるわけだが、犬様にとってそれは、決して心地のよいものではないのでストレスになってしまうことが多い。
なので、とにもかくにも、犬様が”しもやけ”にならないように要注意だ。

”しもやけ”対策としては、やはりお散歩後に帰宅した際のケアが重要となる。

・犬様の被毛や皮膚が濡れた状態ならばそれを放置せずに、しっかりとタオルドライをしてあげる
・寒さで血液循環が悪くなった足先や耳先などを温めてあげる

どちらも簡単なケアなので、怠らないようにしてもらえばと思う。
血液循環が悪くなりやすく、免疫力が低下しがちなシニア犬様にはとくに、だ。

ご参考までに。
ビタミンE(※効能などの詳細については、『ペットフード 62』・『ペットフード 63』・『ペットフード 64』を参照)などの栄養が不足している犬様は、”しもやけ”になりやすいそうなので、日頃からバランスのいい食事を与えるようにしたい。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉