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昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜121

続いて取り上げようと思うのは、冬場における犬様の”食”にまつわることだ。

秋にも当ブログで綴ったが、冷える季節には寒さに備えるために、エネルギーを蓄える目的で犬様の食欲が増えるのが普通である。
それは猫様や私たち人間も同じで、要するに、身体に脂肪を貯め込み、体温維持に必要なエネルギーを確保するわけだ。

だからといって、健康な犬様であれば、そのまま過度な肥満に繋がるわけではない。
寒さに対応するために、それ相応のエネルギーを消費するからである。

上記のことを踏まえて考えれば、冬場はとくに、消費エネルギーと摂取エネルギーのバランスに注意しなければならないとお分かりになるだろう。

ただでさえエネルギーを蓄えやすい季節に運動量が減れば、当然ながら肥満が進む。
だからこそ、冬場のお散歩の必要性を、『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜111』・『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜112』などで書いたわけだ。

その生態現象を利用すれば。
肥満気味の犬様は、寒い季節こそダイエットに向いているので、お散歩でダイエットするにはもってこいの季節といえる。

また。
裏を返せば、寒い季節に犬様の体重減少がみられるようだと心配だ。

たとえば、犬様の身体に異常がないのなら、単純に、食事量が足りていない可能性が考えられる。
暖かい季節と寒い季節では欲求摂取量が違うのに、同じ食事量を与えている飼い主様が多いことについては過去ブログで指摘した。
まあ、”総合栄養食”と書かれたペットフードのラベルに、季節ごとに欲求摂取量が違うことについて書かれていないのが問題なのだが……。
とにかく、飼い主様方には、犬様の体重の変化を毎日チェックしながら、少しずつ食餌量の調節をして頂ければと思う。

その際は、オヤツの量を増やして調節しようとするべきではない。
栄養バランスの崩れを招き、結局、肥満に繋がる危険があるからだ。
なので、食事量の調節は必ず、メインに与えている食事で対応して頂きたい。

ちなみに。
肥満なら脂肪が多いから寒くないだろうと勘違いしてる飼い主様も多いが、それは大間違いである。
肥満によって様々なバランスが崩れ、寒さや病気に対する抵抗力が低下してしまう現実を一刻も早く知って頂きたい。

普段から食が細い犬様で食べてくれない場合には、冬場の間だけ、栄養価の高い子犬様用のフードに切り替えるのも一つの手だ。
普段のフードに、犬様用の粉ミルクを加えるなどでもいい。
そうすることで、不足してしまう必要なエネルギーを補うのも悪くはないだろう。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉