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昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜33

夏場の犬様のお散歩ついでに、こんな注意点もある。
犬様を連れてのドライブや旅行におけるフードの問題だ。

多くの場合、 犬様が普段食べ慣れているフードを持参することだろう。
加えて、日常生活と同じ量・同じ時間にフードを与えているのではないだろうか。

ところが、それは危険をはらむ行為である。
特に注意を向けるべきは、ドライブ中に与えるドライフードと水だ。

乾燥しているドライフードは、犬様のお腹の中で溶けて膨らむ。
なので、ドライフードを与えて直ぐに水を飲ませると、ドライブ中の揺れも手伝って、犬様が胃捻転を引き起こす危険性が高まる。
故に、量についても、普段より少なめにした方がいいかもしれない。

では、対策はどうすればいいか。
ドライブ中にフードを与えるのではなく、車を降りてから犬様に食事を与える方がいい。
その際は、食後の消化がすむまで、充分な休憩時間をとることをお勧めする。

ほかの対策としては、旅行の間だけでも、ドライフードの代わりに、水分を多く含むセミモイストフードやウェットフード・手作り食・野菜や果物を与える手もある。
食事と共に水分も摂取できるので、夏場のお出掛けにはもってこいだろう。
言うまでもないが、夏場はフードが腐りやすいので温度管理・食材のチョイスには充分に気をつけて頂きたい。
無論、食べ残しを再度与えるべきではない。

犬様が夏場の室内にいる時の温度についても注意が必要だ。
室内で飼われている犬様はエアコンの影響を大きく受けるので、温度管理を間違えると体調を崩してしまいがちになる。
エアコンの冷気は床に溜まりやすいので、飼い主様が涼しいと感じる体感温度と違うことを忘れてはならない。

サマーカットを施した犬様の体温が必要以上に冷えてしまわない為にも、エアコンは適温・適湿設定にし、場合によっては室内着などを着せて体温調節をしてあげるべきだ。
とにかく、室内での暑さ対策のポイントは、犬様が暑いと感じれば涼しい場所へ、寒いと感じれば暖かい場所へと移動できるようにしてあげることである。

また、夏場の散歩後は体温が上がっているので、足拭きのついでに、冷蔵庫で冷やしておいたタオルなどで犬様の首・耳・前足と後ろ足の付け根などを冷やしてあげるケアも、熱中症対策としては効果的であろう。
保冷材を使用する場合には、犬様が口にすると中毒症状を起こす成分『エチレングリコール』が含まれていないものを選んでほしい。

最後に。
夏場の犬様のお散歩には、飼い主様自身が熱中症にならないように、対策を怠らないで頂きたい。
たまに、日傘を差しながら犬様を連れている方を見かけるが、日傘とリードを握る両手が塞がっては危険である。
犬様と飼い主様双方の安全面を第一に考え、夏のお散歩を少しでも快適に過ごされることを願うばかりだ。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉