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昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜37

昨日のブログ『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜36』で、岡村に私が指示・確認した言葉、

・「Nちゃんは? どんな状態?」
・「腫れは? 針は刺さったまま残ってる?」
・「わかった。針をさがそうと、無理に撫でまわさないように」
・「わかった。もし、Nちゃんにハチの針が残ってても、抜けそうにないなら無理しないように。痛みで嫌がって咬まれる可能性があるし、Nちゃんを刺したハチがミツバチだったとしたら慎重にやらないと」
・「河原ってことは水道が近くにないと思うから、Nちゃんが歩いてくれそうなら、水道がある近くの公園か自宅に連れ帰って、ハチに刺された箇所を洗い流してと伝えて。その場に残っていると、Nちゃんがまたハチに襲われるかもしれないし、飼い主様も刺される可能性があるかもしれないから、とりあえず早くその場から避難した方がいい」

などは、お散歩中の犬様がハチに刺された時に重要な初期行動になるので、飼い主様方にはぜひとも覚えておいて頂きたい。

ということで。
もしもの時に備え、ハチに刺されてしまった際の適切な応急処置方法・対処方法の手順を書き記しておく。

万が一、犬様がハチに刺された場合、Nちゃんのように突然の悲鳴を上げたあと、刺されたと思われる箇所をしきりに気にする仕草を見せるはずである。
そういった異常な様子が見られたのなら、第一に起こすべき行動は、可能な限りその場を離れて安全な場所まで避難することだ。
車での出かけ先なら車中が安全であろうし、キャンプ地でならテントの中が無難であろう。
とにかく、攻撃してきたハチが一匹だったとしても、周囲にハチの巣があって、ほかのハチからも襲われる危険性があるので、速やかな行動が望まれる。

安全が確保できる場所に移動したら、犬様が刺されたと思われる箇所にハチの針が残っているかを確認する。
たとえばスズメバチに刺された場合だと、通常、患部に針は残っていない。
故に、刺された場所が明確には分からないので、犬様が気にしている箇所の周辺を素早く水洗いすることだ。

刺されたのがミツバチの場合は、往々にして患部に針が残っているはずなので、それが確認できたなら、慎重に針を抜く。
だがしかし。
決して、針を指でつまんで抜こうとしないことだ。
ピンセットや毛抜きなどを使って、慎重に抜く必要がある。

なぜならば、ミツバチの針には、毒嚢(どくのう)と呼ばれる袋のようなものがついているからだ。
つまり、毒嚢が皮膚に残っている状態なので、焦って指でつまんでしまうとそれが潰れ、毒液が犬様の体内に侵入してしまう。

よって。
私がNちゃんの飼い主様にお願いした通り、針をさがそうと無理に撫でまわしたり、焦って指で針を抜こうとするべきではない。
もちろん、なるべく早く針を抜くに越したことはないのだが、犬様が嫌がったりで出来ないと判断したら、速やかに動物病院に連れて行くようにお願い申し上げる。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉