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昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜40

ハチに刺されれば、私たち人間も当然ながら強い痛みや痺れを感じる。
それどころか、不幸にも死に至る場合もあるので注意が必要だ。

ちなみに。
毎年9月に前年分の集計結果が公表される、厚生労働省の人口動態調査の結果に目を通せば、ハチに刺されてお亡くなりになってしまった方々の数を知ることができる。
今年の9月8日には、2015年分の統計結果が公表された。

それによると、ハチに刺されてお亡くなりになった方々は23人だという。
前年よりも9人の増加だ。
男女別では、男性が20人で、女性が3人との内訳である。
年次ごとに遡ってみれば、死亡者数が最も多かった(全国で73人の方がお亡くなりになった)1984年と比較すれば、その数は減っている。

とはいえ。
毎年のように、ハチに刺されてお亡くなりになっている方々がいる事実を踏まえれば、刺されないための予防対策方法を知っていて損はない。

いくつかの意見を調べると、ハチに刺されてお亡くなりになってしまう事故の多くは、人里離れた場所で起きているという。
たとえば、キャンプ地・野山・渓谷などの、自然豊かな行楽地がそれにあたる。

そういったレジャー先に、ご自身の犬様をお連れになる機会も少なくはない昨今。
気づかぬうちにハチの巣に近付いてしまったりすることで、飼い主様・犬様共々、ハチに刺されるリスクが自然と高まる。
故に、キャンプ時や川遊び時、ハイキング時や登山時、この時季でいえば紅葉狩りやキノコ狩りの際こそ、お気をつけになられることを願う。

なにが怖いかといえば、万が一、そうした場所でハチに刺されてしまうと、医療機関や動物病院が付近ですぐに見つかるとは限らないことだ。
よって、速やかな治療が受けられずに、症状の悪化や手遅れになってしまうケースが懸念されるのである。

ハチに刺されたことによる死亡事故の実例としては、そのほとんどが、キイロスズメバチかオオスズメバチのいずれかに刺されたケースであるといわれている。
死因としては、大方が、即時型アレルギー反応である”アナフィラキシーショック”(症状の一例は『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜38』を参照)による血圧低下と上気道の浮腫が原因の呼吸困難だそうだ。

”アナフィラキシーショック”状態になってしまう傾向としては、顔を含めた頭部・頸部を刺された場合に多いらしい。
刺された後、数分〜10数分という極めて短時間で症状が認められるそうだが、その時間が短ければ短いほど重症になってしまうというので、至極危険だ。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉