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昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜64

秋に旬を迎える『柿』も、ペット様の健康に役立つ側面を持っている。

栄養豊富な『柿』には、体内調整を行ってくれる栄養素である、

・『ビタミンA(β-カロテン)』(効能などの関連項目として『ペットフード 56』、『ペットフード 57』、『ペットフード 58』などを参照)
・『ビタミンC(アスコルビン酸)』(効能などの関連項目として『ペットフード 79』、『ペットフード 80』などを参照)
・余分な老廃物を尿として排出する作用が望める『カリウム』

などが含まれていて、上記の栄養素、たとえば『ビタミンA(β-カロテン)』と『ビタミンC(アスコルビン酸)』を同時摂取することにより、強い抗酸化作用が期待できる。
また、『カリウム』摂取による、ペット様のむくみ解消・高血圧予防にも効果的だ。

ご参考までにいえば、シニアペット様は血管が老化して硬くなっているので、高血圧のリスクが高くなる傾向にある。
それ故、『柿』に含まれる栄養素が、シニアペット様のデトックスに繋がるかもしれない。

加えて、前回ブログ『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜63』で取り上げた『クリ』にも共通することだが、ペット様の口臭予防にも役立つといわれている。

ただし。
『柿』は糖分が豊富な上、高カロリー(100gあたり60kcal)だ。
熟すと、さらにカロリーが増す。
よって、与え過ぎは糖尿病などの危険を招くし、肥満の原因となるので注意が必要である。

注意すべき点は、まだほかにもある。

その一つとしては、『柿』の摂取によって、ごく稀にアレルギーを発症するペット様がいることだ。
症状は、目の充血・嘔吐・下痢・蕁麻疹などといわれているので、はじめてペット様に『柿』を与える際は少量にして、様子を観察するようにしたい。

熟していない『柿』は果肉が固いので、賽の目に刻むかスライスしたものを与えると良いだろう。

『柿』の皮を、必ず剥くことも大切である。
『柿』の皮は固く、消化不良を起こしやすい故、便秘や嘔吐などの症状を引き起こす危険があるからだ。

『柿』の種の誤飲にも、充分な注意を向けて頂きたい。
誤って『柿』の種を食してしまうと、ペット様が中毒症状・腸閉塞・腸炎を起こす危険性が潜むためだ。
万が一、そのような症状を発症してしまうと、最悪のケースでは手術を要することもあるので、充分にお気をつけ願う。

ちなみに、『渋柿』はアルカロイドという物質(アク)を含み、それは有害だ。
なので、『渋柿』を与えるならば、必ず渋抜きをするべきである。

最後に。
『柿』には『繊維質』も豊富に含まれているので、与え過ぎると下痢の原因になることもお忘れなく。

以上に並べた注意点さえ守れば『柿』の摂取によるメリットの恩恵を受けられるので、選択肢の一つとして捉えて頂ければ幸いだ。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉