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昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜69

紫外線が猫様に与える悪影響は、やはり皮膚病のトラブルだ。
”日光皮膚炎”といわれる皮膚トラブルに陥ってしまうと、耳の先端・鼻先・目の周り・口の周りなど、毛の少ない箇所・色素の薄い箇所・皮膚の薄い箇所に、赤み・脱毛・フケなどを発症してしまう。
そうなると痒みも伴うので、猫様自身で掻きむしって悪化してしまうケースがほとんどだ。
”日光皮膚炎”を生じた部位は紫外線の影響を受けやすくなる為、それが長期間続くと、皮膚ガンに進行する可能性もあるので要注意である。

とはいえ、色素の濃い毛色の猫様に関しては、ほとんど心配は要らないといわれている。
懸念されるのは、白猫など色素の薄い毛色の猫様だ。
その毛色が故、紫外線が肌に通過しやすいのが理由である。
そのことは、白い毛色を持つ犬様にもいえる。

気をつけたいのは、犬様や猫様に留守番をさせる場合であろう。
日が当たり続ける場所のケージに入れっぱなしだと、終始、紫外線を浴び続けることになってしまうからだ。

なので、

・日が当たらない場所へ自由に移動出来るようにしておく
・紫外線が入ってくる窓に、それをカットするシートなどを貼る

などの予防対策を実践なさった方が良いだろう。

ちなみに。
世の中には、犬様・猫様に日焼け止めを塗る飼い主様がいらっしゃる。
耳の先端などに皮膚の角化が見られる場合などが多いそうだが、このことについては、獣医の方によって意見が分かれるのが現状だ。
もしも、犬様・猫様に日焼け止めを塗ることをご検討なさるのであれば、先ずは獣医師の方によく相談し、使用する日焼け止めは低刺激なものを選ぶ方が無難だろう。

紫外線が犬様や猫様に与える悪い影響については、”目”に関することも指摘されている。

この件については、高い場所・狭い場所に自力で移動できる猫様よりも、地面に近い位置で生活する犬様の方が注意を要するであろう。
身体に太陽光を直接浴びなくても、地面からの照り返しで、お散歩中に紫外線を浴びやすいからだ。

紫外線が”目”に与える悪影響に関することの中でも注視すべきは、水晶体が白く濁り、光を取り入れにくくなって視力が低下してしまう”白内障”だ。

そもそも、犬様・猫様の目は、私たち人間よりも紫外線に弱いといわれている。
そのせいで、紫外線の影響を受けやすい。

紫外線が関与する”白内障”の発症原因は、それを浴び続けることにより、活性酸素が生み出されることにある。
その上、紫外線が水晶体のタンパク質を変化させてしまうので、結果、”白内障”のリスクが高まってしまう、というわけだ。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉