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昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜72

「犬様を毒性のある植物に近づけないのが一番でしょうが、万が一、それらの植物に触れてしまったり、それらを口にしてしまった場合は、どうしたらいいでしょうか?」

私の質問に、K様は即答した。

「先に述べたような健康被害の症状(『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜71』を参照)がはっきり見られない場合でも、どこか犬の様子がおかしかったり元気がないようならば、直ちに動物病院に連れて行くことです。その際は、犬が口にしてしまった可能性のある植物を持参するべきでしょう。適切かつ迅速な診察・治療の手助けになりますから」

K様の言葉を借りれば、”花びら”であろうが”葉っぱ(枯れ落ち葉も含む)”であろうが、ほんの少しであっても毒性のある植物に触れたり食べてしまうと、犬様に危険が及ぶ可能性がある。
ならば、犬様が誤って口にしてしまった場合は、可能なら、飲み込んでしまう前に口を開けさせ、取り出してあげる方がいいだろう。
犬が自ら吐き出した場合でも、その後に大丈夫そうだと決めつけないで、吐しゃ物を持って動物病院に行くようにしたい。

また、毒性のある植物に触れてしまった場合では、応急処置として、患部を水で洗い流すことも必要だろう。

「道に落ちている”どんぐり”や”松ぼっくり”にも、注意を向けるべきでしょう」

K様の言葉に、私は付け加えた。

「この時季は、”毬栗”も危ないですよね」
「そうですね。見た目からもわかるように、”毬栗”のトゲでケガをしてしまった犬を知っています。まあ、いずれも毒性があるわけではありませんが、拾い食いのクセがある犬の中には、”ドングリ”や”松ぼっくり”を食べてしまったり、くわえて遊んでいるうちに飲み込んでしまう危険性がありますから。たくさん食べてしまうと下痢や嘔吐の原因になることもありますし、腸で詰まってしまえば手術を要する場合もあります」

”花びら”、”葉っぱ(枯れ落ち葉も含む)、”ドングリ”、”松ぼっくり”に限らず、ペット様の誤飲・誤食は、普段から注意していても、起こりやすい出来事だ。
メビー・ラックをご利用頂いている飼い主様から伺った話では、今まで一度も拾い食いをしたことがなかったにもかかわらず、ある日突然それが起こってしまったケースがあった。
それはまさに一瞬の出来事で、ひどく動揺したという。
幸いにして大事には至らなかったらしいが、そのことはペット様と暮らしているすべての飼い主様にも無関係ではないと、今一度肝に銘じるべきだろう。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉