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昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜81

「とにもかくにも、寒い季節になったからといって、”ノミ”や”ダニ”の予防対策を怠らないことが大切です」

K様の意見に同意しつつ、私は訊ねた。

「具体的な予防法としては、どういったものがありますか?」
「一番は、”ノミ”や”ダニ”が生息している可能性が高い、森林・草むら・茂み・河原・などには注意することでしょう。それらの場所へは、不必要に足を踏み入れないようにすることです」

そうはいっても、そのような場所に自ら入りたがる犬様もいる。
その都度、無理にリードを引っ張って阻止しなければならないのであれば、『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜73』で紹介したようなトレーニングをご自分の犬様に試してみるのもいいかもしれない。

「ただし、”ノミ”や”ダニ”が生息している可能性が高い場所に足を踏み入れなければ、それだけで完璧に寄生を防ぎきれるともいい切れないいので、やはり駆除薬を使用するのが、個人的にはベターだと思います」

その際にも注意が必要であることを、K様は仰った。

「ペットショップやホームセンターなどで売られている市販薬には、過度な期待を抱かないことです。それらは、あくまでも”医薬部外品”だからです。確かに、そちらの方が動物病院で処方されるものよりも価格が安いものがあります。ですが、安いには安い理由があって、効果の持続時間で比べれば、やはり市販薬は劣ります。雨やシャンプーで濡れた場合、効果がさらに低下してしまうことも懸念されます」

上記の理由によって、K様は動物病院で処方される駆除薬を推奨している。
『動物用医薬品』と認定されるそれは、その名の通り”動物の疾病の診断・治療又は予防に使用されることが目的とされているもの”だ。
その持続効果は”医薬部外品”と比べて長い上、”ノミ”や”ダニ”の成虫を駆除するだけのものではない。
それらの卵・幼虫の発育を抑制する効力が1カ月以上保てる。
駆除薬を施した後は、犬様の場合24時間、猫様場合48時間を経過すれば、雨やシャンプーで濡れても、その効果は低下しないとされる。

「動物病院で、定期的にそのような駆除薬を投与してもらっておけば、たとえ犬猫の体表上に付着したとしても、”ノミ”であれば24時間以内に、”ダニ”であれば48時間以内にほとんどを駆除できます。といっても、”ノミ”・”ダニ”の付着自体は完全に防げません。なので、再び寄生されないためにも、”ノミ”・”ダニ”が好みそうな環境の改善も合わせて必要でしょう」

K様の意見に、私は頷いて、賛同の意を表した。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉