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昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜84

前回ブログ『昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜83』で発したように、”フィラリア”は要注意の病気である。
だが、その予防薬の投与は法律で義務化されていない。
予防するかしないかは、飼い主様の自由である。

それについて、私はK様に話した。

「予防薬の投与を渋る飼い主様の心理としては、どういったものが原因だと思われますか?」
「副作用の心配が主でしょうね。確かに、副作用が出てしまう犬もゼロではありません。”フィラリア”に感染している状態で予防薬を投与すると、体内の感染幼虫を大量に駆除されるわけですが、それに伴うショック症状やアレルギー反応で危険に陥るケースがあるのです」
「それを防ぐには、犬様が”フィラリア”に感染しているかどうかの血液検査を、事前に動物病院で受けておかなければですね」
「はい。感染の有無を自己判断して市販薬を試すのはリスクしかないので、ボクはそれは推奨できません。必ず、動物病院で処方されるものを使用するべきです。”フィラリア”予防薬の投与による副作用と、”フィラリア”に感染してしまった際の危険性とを比べてどちらがリスキーなのか、飼い主にはよくよく考えて頂きたいものです。日本で暮らす以上、蚊に刺されないように生きるのは難しいわけですし」

動物病院で処方される現代の”フィラリア予防薬”を正しく服用すれば、100%予防できるといわれている。
それを知った上で、飼い主様がどういった判断をなさるか。
後悔なきよう、くれぐれも熟慮して頂きたい。

ちなみに。
犬様だけが”フィラリア”に感染するわけではない。
私たち人間も感染するし、猫様も”フィラリア”に感染する。

猫様はフィラリアに感染すると、咳や呼吸困難などの症状が出るが、治療が難しいといわれている。
加えて、犬様のように検査法が確立していない現状があるため、感染の確定も困難だとされる。
それ故に、あまり知られていないが、”フィラリア”に感染している猫様の実数はことのほか多いらしい。

猫様の”フィラリア”予防薬は”ノミ”の薬と一緒になっているものがあり、それほどの手間はかからないので、是非とも実施してほしいものである。
たとえ完全室内暮らしでも、家の中への蚊の侵入を完璧に防げるわけではないことを考えれば、尚更である。

また、私たち人間の場合、”フィラリア”は肺に寄生するという。
厄介なのは、レントゲンで撮影した際に、肺ガンと見分けがつきづらいという点だ。
そうなると、肺ガンではないのに、切除手術を受ける羽目になるかもしれないので、”フィラリア”には充分な注意が必要である。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉