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昨今のペット飼育事情について 〜犬様のお散歩にまつわる事〜94

「普段より人に寄り添おうとしているのも、寒がっているサインの一つといえます。膝の上に乗って離れたがらないのも同じで、温もりを求めて傍にくっついている可能性があります」

K様のご意見通りの行動をする犬様を、飼い主様はうれしく思うことだろう。
飼い主様ご自身も温もりを感じられるし、犬様がただ単に甘えている行動ならば、それはそれで良いことである。
しかしながら、実は寒がっているだけということも考えられるので、単純によろこんでいるだけではなく、犬様の様子に気を配ることも忘れないで頂ければと思う。

K様はさらに話を続けた。

「いつも遊び好きなのに遊びたがらなかったり、お散歩が大好きなのに行きたがらないのも、寒さが原因ということが考えられます」
「そのような消極的な振る舞いは、犬様の気分の問題も関係するかもしれませんが、本当はお散歩に行きたいのに寒さで動きたくなかったりするのが原因なのであれば、飼い主様がきちんと防寒対策をしてあげるべきですよね」
「そうですね。防寒対策をするのに、なにも難しいことではないですし」
「犬様が寒がっているサインとして、ほかに、なにがありますか?」
「水分摂取量ですね。これに気づかない飼い主が多いのには、残念でなりません」

犬様だけではなく、猫様をはじめとするほかのペット様の場合も含め、K様のご指摘は、私も実感することが少なくない。
飼い主様がペット様の水分摂取量を知るのに、循環式の自動給水器が出回っている現状が妨げになっていると思われる。

循環式の自動給水器だけを使用している飼い主様の中には、フィルターの交換時期までそれを置きっぱなしにしていたり、溜めてある水の量が減った時のみ、水を補充するだけの方がいる。
そのせいで、ペット様が一日にどのくらいの量の水を飲んでいるか、まったく見当がつかないのだ。

循環式の自動給水器のデメリットについてK様も同意見を持っているらしく、語気を強めて仰った。

「たしかに、循環式の自動給水器は便利な品物でしょう。しかしながら、飼い主が楽を選ぶことは、ペットの日々の健康管理には直結しません。むしろ、悪影響の方が目立ちます。本来ならば、寒い季節だけにかかわらず、ペットの一日の水分摂取量について、飼い主は当たり前に知っているべきなのです。そうすることで、ペットの健康異常に早く気づけるのですから」
「ペット様に与える水を、飼い主様ご自身で毎回用意したり交換することは、そんなに苦労する作業ではありませんしね」

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉