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武蔵野ワンワンパトロール隊 後編

近頃、防犯腕章を着用した、とある飼い主様の残念な光景を目にすることもあります。
その飼い主様は、愛犬様二匹をノーリードでお散歩しているのです。
私が目撃したのは一度や二度ではなく、複数回に及びます。
武蔵野ワンワンパトロール隊 前編』で綴ったような素晴らしい理念を持った活動とは真逆の行為に、正直、驚きを隠せません。

ノーリードお散歩の危険性は、当ブログの過去記事でも再三に渡って取り上げております。
世の中には、犬様のことが苦手な方々も確かに存在するわけで、その方々と無暗な揉め事やトラブル回避をしながら共存するための社会作りには、当然ながら、守られるべきマナーがあって然るべきなのです。

また、普段は大人しく飼い主様の傍を離れない犬様だとしても、それは当てにならない考えです。
なんらかの不測の事態による理由で驚き、犬様が突然走り出したりしてしまう危険性はゼロではありません。
そういった犬様が交通事故などの悲劇に遭ってしまわないためにも、お散歩時のリード装着は必須です。
愛犬様の身の安全を思えばこそ、ノーリードお散歩をするべきではないのです。

にもかかわらず。
私が見かけた、とある飼い主様は、当該団体が掲げる理念とかけ離れた、犬様のノーリードお散歩を繰り返しています。

そんなことでは、マナーが向上するはずもありません。
愛犬様が家族だけでなく、社会から受け入れられて愛されることはかなわないでしょう。
無論、犬様と一緒に足を運べる場所が広がるわけもなく、人間と犬様との適度な共存社会実現には到底つながりません。
犬様を介して見知らぬ人と積極的に挨拶や言葉を交わせるというのは絵空事となり、犬様を飼っておられる方とだけのコミュニケーションを深める結果になりかねません。

えてして、人間は団体活動になると、初期の崇高な理念に歪みが生じることがあります。
知らず知らずの内に誤った方向に進んでしまって、せっかくの純粋な初心に自ら影を落としてしまう残念な場合があります。

穢れの無い愛情は、確かにかけがえのないものです。
平和な人間生活の根本を成す重要なファクターであることに、疑いの余地はありません。
ですが、特定の対象にだけ向けている閉鎖的な愛情は、ややもすると、不必要に敵を作ってしまいがちです。

『武蔵野ワンワンパトロール隊』の未来が、どこに向かうのか――
ごく一握りの隊員によるマナー不足の行動が、良き活動の足かせにならないことを願うばかりです。

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉