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『今』をありがとう! 

『サンタクロースの贈り物』シリーズの途中に私事で恐縮だが??

先日、ボクの『Lucky Lifeパートナー』である兄弟猫、ノア&ムーが誕生日を迎えた。
重度のアレルギー持ちで遺棄されそうになっていたのを、ボクが引き取ったのが出逢いだ。

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彼らがこの世界に生まれたのは3年前の3月11日。
そう。
東日本大震災が発生した日の2年後。
彼らはボクを見つけて、この世界に降りてきた。

先の地震で被災した方々の中には、最愛の存在の体温にもう一度触れる事が叶わなくなった人がいる。
友人・知人・恩人・親族・恋人・ペット様、最愛の存在は人それぞれだろうが、皆等しく喪失感に襲われた事だろう。
ボクもまたその一人だ。

あの日以来、ボクの心に沈殿し続けている想いがある。
『今』の捉え方だ。

あの日を思い返すと、時々ボクはボクを見失いそうになる。
ふがいなさに塞ぎ込む事がある。

そんな、『今』が『今』でない瞬間を挟みながら過ごすここ数年。
ボクは、カゴメ株式会社主催『カゴメ劇場』の脚本を担う機会に恵まれている。
毎夏、全国の親子を無料招待する、子ども向けミュージカル舞台の脚本だ。
近年は、東日本大震災遺児に向けた奨学基金『公益財団法人みちのく未来基金』のチャリティ開催の装いも伴っている。
また、東北被災地向けに開催されている食育公演、『カゴメトマト劇場in東北』の脚本も担当させて頂いている。

そういった、子ども達の笑顔に繋がる自分の仕事に誇りを感じているのは事実だ。
けれど……。
ボクが紡ぐ物語が、誰かのかなしみを救えるとは到底思っていない。

それでも。
ある日を境に、かなしむ人の心になら寄り添う事が出来るかもしれないと学んだ。
きっかけは、ノア&ムーと暮らし始めた事だった。

彼らは毎日、眠る。
毎日、戯れる。
毎日、食べる。
毎日、排泄する。
毎日、毛づくろいをする。
ちゃんと、日々流れ行く『今』を生きている。
生きる為に生きている。

彼らとの暮らしの中、ふいにボクは気づきを得た。
『今』を生きる事を閉ざされてしまった誰かの為にも、まだ縁が結ばれていない誰かの為にも、ボク自身が『今』を生きなければならないと。
ほどなくメビー・ラック設立の一員となり、ライクとも出逢った。

おかげさまで、たくさんの飼い主様とペット様のパートナーとして生きる幸運を授かった。
その皆様のおかげで、現在も尚、新たな気づきを得る機会に恵まれている。
例えば、一つ。
飼い主様がペット様を一方的に選んで共に暮らすわけではなく、ペット様自らも飼い主様を選んで共に暮らしている事を知った。
例えば、一つ。
『今』を『今』として生きられない人と巡り合う為に生まれてきたペット様がいる事を知った。

そんな風にして??
ボクは『今』を生きている。
生きる為に生きているノア&ムーが、メビー・ラックから贈られた手作りアニバーサリーケーキを食べる姿を眺めながら。

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ノア
生まれてきてくれてありがとう。
ムー
生まれてきてくれてありがとう。

ボクと出逢ってくれてありがとう。
『今』をありがとう!

 

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉