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いつまでたっても減らない 下

過去ブログ『いつまでたっても減らない 上』で紹介した記事内容について、当ブログ読者の方々はどんな感想をお持ちになったであろうか。
判決内容に妥当性を感じるのであろうか。
はたまた、軽すぎる判決内容だと思ったのであろうか。
私としては、重すぎる判決だとは思わない。

というのも。
被害者である女性自身も犬様を飼っているとはいえ、体重23キロの大型犬様がノーリード状態で突然襲ってくれば、それはそれは恐ろしい出来事であったであろうと察するからである。
恐怖の中、ご自身の犬様を守るのに必死だったに違いない。

普段、メビー・ラックでお世話を承っている犬様の中にも、当該大型犬様と同等、もしくはそれ以上の大きさの犬様がいる。
その犬様の性格は、基本的には温厚だ。

だがしかし、お散歩中などに見知らぬ人物が不用意に近づいて来れば、それ相応の威嚇対応をする。
その時の力と迫力は相当なものなので、罷り間違ったら大惨事になりかねず、一寸の油断も許されない。
よもやリードでのコントロールを誤ってしまえば、大げさではなく、命の危険すら感じるほどだ。
だからこそ、こちらもかなりの慎重さを持ってお散歩のお世話を承るし、周囲の歩行者などにも細心の注意を払うことを怠らない。

また。
被害に遭われたのが女性となると、咬まれた傷跡に対して思い悩むことだろう。
傷跡がきれいに治ることを祈るばかりだ。

さて。
重すぎる判決だとは思わない理由のもう一つに、当該大型犬様の飼い主様である男性の存在が関係している。
具体的にいうと。
判決内容などによれば、この男性はこれまでに度々、当該大型犬様を放し飼いにしていることがあったらしい。
件の女性が被害に遭った際も、当該大型犬様は、その男性宅から一時的に脱走していたそうだ。
そうして、脱走先から男性宅に戻ってくる際に女性と出くわし、襲いかかったという。

この事件は即ち、飼い主様である男性の不注意が招いたものといっていい。
過去に幾度となく脱走されている状況がありながら、男性はその予防対策や改善の努力を怠っていたわけである。
つまるところ、いつ事件が起きてもおかしくない状況だったのにもかかわらず、男性は飼い主様としての義務を果たすどころか、事を甘く見ていた。
その結果、他人に被害を与えることになった。
これは完全に飼い主様である男性の落ち度である。

さらにいえば。
当該大型犬様が脱走を繰り返していたのには何らかの理由があるはずで、おそらく、男性はそれに対しても真剣に対応していなかったのであろうことは想像に難くない。

こういう残念な飼い主様がいつまでたっても減らないことに、私は今日も溜息を吐く――

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉