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その目は”なに”を見ているのか 1

今朝もまた、ペット様関連の胸を痛める事件が報じられた。

その一報を綴った『福井新聞ONLINE』によると。
福井県坂井市内で動物販売業者を運営する施設に対し、公益社団法人日本動物福祉協会(JAWS)が刑事告発する方針だという。
告発理由は、動物愛護管理法違反(虐待)などの疑いや狂犬病予防法違反の疑い、などらしい。

また。
刑事告発と合わせ、福井県や福井労働局などに対して指導監督申入書を提出し、飼育員の労働時間が労働基準法に抵触する可能性があるとして、福井労働局に調査と指導監督を求めるという。

今回告発されるこの業者は、大量繁殖させた子犬様や子猫様を同県内のペットショップなどに販売し、利益を得ている業者とみられている。
所謂、ペット様の繁殖業者で、約400匹の犬様・猫様を過密状態で飼育・繁殖させている疑いが持たれている。
近年、その劣悪非道さが明るみになって問題視されている、”パピーミル”の類とみて間違いないだろう。

件の繁殖業者の施設へ視察に入った動物愛護グループや同協会によれば、同施設内では、ほとんどのペット様たちが狭いケージに入れられていたらしい。
さらには、コンクリートブロックのマス内に、50匹以上の犬様が過密状態で入れられていたそうだ。
その上、同施設内には悪臭が漂っている状態だったという。
調査結果で分かったことは、ペット様たちへのエサは1日1回。
病気を患っていたり怪我を負っているペット様への適切な治療や処置が行われていない有様で、これは正しく虐待の疑いが濃厚だ。

ペット様たちへの扱いが劣悪非道な証としては、当該施設で働く飼育員の数からも判断できる。
昨年12月の時点では、なんと、飼育員の人数は2人しかいなかったそうだ。
どんなに効率よく行ったとしても、約400匹の犬様・猫様を、たった2人で適切にお世話するのは不可能である。

こうした”パピーミル”は、なにも、当該施設だけではない。
同種の施設は全国的に複数存在している。

”パピーミル”の問題に関しては、これまで何度もニュースに取り上げられているし、関連書籍もいくつか出版されている。
その度に、”パピーミル”問題の解決やペットショップでの生体販売の禁止を求める声が、方々で上がっているのも事実だ。

それでも、尚――
完全な問題解決の目途はたっていない。
今現在も、あちらこちらの繁殖業者施設内でペット様に対する劣悪非道な飼育・繁殖は行われているし、ペットショップでは何食わぬ顔でペット様の生体販売が行われている。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉