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その瞳に灯るもの 3

今現在は健康な子たち、今まさになんらかの病を患っていて闘病中の子たち、今は天国に旅立った子たち、迷子になってしまい未だ行方知れずの子たち……すべてのペット様たちを、私たちメビー・ラックのスタッフ一同は覚えている。
良き思い出も悲しい思い出も、決して忘れることはない。
皆が皆、自分らしさが溢れ出ていて、その生活環境に陰と陽が混在していたとしても、彼ららしい生き様を見せてくれていた。

込み上げるそんな想いに心を任せていた故なのか、『その瞳に灯るもの 2』で紹介した川畠成道さんの音色を聴いていると、これまでにメビー・ラックでお世話を承ったすべてのペット様たちの姿が心に浮かんできた。
それは終演後もしばらく続き、同じく『その瞳に灯るもの 2』で紹介した坪田一男さんの言葉を反芻していると、様々な想いが胸中に去来した。

坪田一男さんの言葉の中で、

”みんなの助け合いが必要です。もちろん、移植をする、しないも自由。ドナーとして提供する、しないも自由です”

というのがあったが、移植の必要性は問わず、なにかの病と闘病中である犬様・猫様の治療方針について、今現在飼い主様方が直面している悩みに無関係とはいえないだろう。

当ブログに目を通して頂いている飼い主様方は、ご存じだろうか。
ご参考までに書けば、犬様・猫様への移植手術は現実に行われている。

ペット様医療の先進国であるアメリカでは、1980年代から、移植手術にまつわる研究が始まっている。
猫様の末期腎不全に対する治療法として臨床導入されたのが、初めてのことだったそうだ。
それ以来、全米の大学付属の動物病院を中心に、腎臓移植手術が行われているという。

昨今、日本の動物病院でも、犬様・猫様の腎臓移植事例がある。
それに伴い、まだまだ多いわけではないが、たとえば脂肪幹細胞移植のドナーになってもらえる犬様・猫様の登録募集を行っている動物病院も増えつつある。

ちなみに、移植とはべつの話になるが、献血ドナーになってもらえる犬様・猫様の登録募集も多い。
献血ドナー登録時に必要な検査内容は、

・血液型検査
・血液検査
・血液凝固検査
・フィラリア検査(犬様)
・猫免疫不全ウィルスや猫白血病ウィルス(猫様)

などが一般的で、検査費用は動物病院側が負担する場合が多い。
検査結果に問題がなければ採血の段にうつり、採血後は、採血分を補うために皮下点滴を行う。
それが終われば、帰宅という流れになる。
また、献血協力した犬様・猫様については、翌年の予防ワクチンが無料になるなどの特典を付けている動物病院もあるので、ご興味のある方は調べてみるといいだろう。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉