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ペットフード 14

たとえ基準値以下の使用料であっても、『ブチルヒドロキシアニソール(BHA)』を用いているペットフードを、わざわざ私がお勧めしないのは、至ってシンプルな理由です。

保存期間や賞味期限が短かくなる事実は確かにありますが、世の中には、『ブチルヒドロキシアニソール(BHA)』を用いずに、安全な自然由来の酸化防止成分(例えば、ローズマリー抽出物など)を使用しているペットフードも存在しますし、自らの手作り食でも対応できるからです。

付け加えまして。
微量ならば問題がないといっても、将来に渡って長い間に蓄積されていく『ブチルヒドロキシアニソール(BHA)』が、ペット様の健康に悪影響を与える可能性がゼロだと妄信できない自分もいるからです。

最終的には飼い主様方お一人お一人の判断になりますが、せっかくの機会ですから、参考までに一つの判断材料を記しておきます。

前述した、『ブチルヒドロキシアニソール(BHA)』の使用を続けているペットフードメーカーについてですが、日本では高いマーケットシェアを誇るものの、海外のペットフード評価サイトでは極めて低ランク評価という現実があります。

・『ブチルヒドロキシアニソール(BHA)』は、そもそもが人間用の食品の酸化防止剤として開発されたものではないこと
・『ブチルヒドロキシアニソール(BHA)』は、人間用の食品の殆どに使用が禁止されている化学合成添加物であること
・『ブチルヒドロキシアニソール(BHA)』を使うのが、安全な自然由来の酸化防止成分(例えば、ローズマリー抽出物など)よりも低価格で、流通管理に手間がかからないという理由であること
・健康に良いと謳われている人間用の食品でも、後になって健康被害がでて、最終的に販売中止になった食品が過去に幾つもあること

以上の意見などが、低ランク評価に繋がっている要因です。

そういった意見を踏まえ、ご自身のペット様が万が一の健康被害を受けないために大切なのが、動物病院に置いてあるからですとか、一見すると好印象を抱く名称およびCMイメージですとか、それだけの理由でペットフードの選択をなさらないことです。

激安の粗悪なペットフードは、事実、ペット様の食いつきが良い場合があります。
ですが、そのために健康悪化が懸念される化学合成添加物や強力な酸化防止剤が使用されていたとしたら……。

飼い主様方。
どうぞ、お忘れにならないでください。
人間であれば、どんな食べ物を選択して摂取しようと自己責任ですが、ペット様はフードを選べません。
ペット様は毎日、飼い主様方が選択して与えるペットフードを食するのです。

だからこそ、どうぞ覚えておいて頂きたいと存じます。
日々の食事によるペット様の健康を守れるのは、ペットフードメーカーではなく、飼い主様方ご自身だということを。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉