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ペットフード 16

ダイオキシン系である『エトキシキン』が影響を及ぼす健康被害の恐ろしさは甚大で、摂取を続ければ、皮膚炎やアレルギー発症をはじめ、膀胱・腎臓・大腸などにガン性の腫瘍を形成するといいます。
また、奇形の胎児が生まれる危険性も孕む毒性が『エトキシキン』にはあるのです。

『エトキシキン』は、その強力な抗酸化作用と安価で使用できるという理由で多くのペットフードに用いられているわけですが、特に、外国製の激安の粗悪なペットフードには添加されている率が高いといわれます。
海外から長い時間をかけて運ばれてくるペットフードを腐らせないために、相当量の酸化防止剤が使用されていると考えるべきです。

ペットフード 15』で綴った通り、『エトキシキン』は人間用の食品添加物や農薬としての使用は認可されていません。
しかしながら、畜産動物および養殖魚用の飼料への添加は認可されています。
飼料に用いられている油脂や魚粉などに混入されていて、畜産動物や養殖魚はそれを餌として与えられています。

ただし。
その毒性から、使用量には上限が定められています。
付け加えて、『エトキシキン』を使用した餌を食べて育った畜産動物や養殖魚の体内残留量にも、厳しい規制があります。
万が一、規定量を超えた残留が認められる場合には、販売禁止になります。

さて。
使用についてそれほど厳しい規制がある『エトキシキン』ですが、ペットフードに添加されている量は人間のそれと比べて、25倍から75倍も用いられている現実があります。

それを毎日の食事でペット様に与え続けたとして、本当に悪影響はないのでしょうか……。
個人的には、手放しで賛同はできません。
たとえ、法律に記載がされていようともです。

日本におけるペットフードの添加物については、『愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律』が平成21年6月1日に施行され、それに伴い、添加物の規制値も規定されました。 
『エトキシキン』の使用規定量もそれによって定められているわけですが、眉をひそめざるを得ない点もあります。

それはなにかと申しますと。
『エトキシキン』のように使用規定量を定めなければ危険であるものならば、そもそもが、ペット様の身体に良いものではないはずです。
にもかかわらず、わざわざ法律化してまで使用を認可した目的はどこにあるのか……。

極端かもしれませんが、ペット様の健康を第一に考えて制定された法律ではなく、ビジネス第一主義のペットフードメーカー側に重きが置かれているように感じてなりません。

食べ物が長期間腐らないのは、本来、不自然なことです。
ですが、ペットフードは『エトキシキン』などの化学合成添加物によって、不自然に長期間腐らないのです。

そういったペットフードがペット様の健康にとって良いものだと、私は口が裂けてもいえません。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉