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ペットフード 33

比較的、ヨーロッパ圏のペットフードは日本のそれよりも『添加物』などに関して厳しい基準があります。
その中でも、動物愛護の先進国であるドイツには、『総合栄養食』という基準がありません。

なぜならば、ペットフードに使用する肉類・野菜類・添加物などは、すべてが人間用の食品と同等の品質でなければならない、という法律があるからです。
必然、ドイツのペットフードは、日本のペットフードよりも安全性が高いという定評に繋がっているわけですが、考えてみれば、命あるペット様に対する食事が高い安全性を担保されているのは当たり前であるべきです。

そもそもが、『ペットフード公正取引協議会』が定義している、

「『総合栄養食』は、当該ペットフードと水だけで10年以上の長い期間の健康を保つことが考慮されているフードです」

という文言について、いくばくかの疑問を抱かざるを得ません。

理由はシンプルで、ペット様用よりもはるかに研究が進んでいる人間用の食品ですら『総合栄養食』があるわけではないからです。
その上、食品売り場などで、子ども期専用・青年期専用・成人期専用・シニア期専用などいったと『総合栄養食』が並んでいるのを見たことがないからです。
それに加えて、各国人専用の『総合栄養食』も、私は知りません。

ですが、なぜでしょう。
ペットフードに関しては、チワワ様専用・ダックス様専用などの『総合栄養食』が売られています。
同じ犬種だからといって、生活環境・一日のエネルギー消費量・体型・健康状態・食材の食べ合わせ・栄養の吸収率などは個々によって違います。
ですから、本来ならば、同じ数値の栄養量でまかなえるわけはないはずです。

にもかかわらず、化学的な実験で割り出した基準値を満たしているからといって、

「『総合栄養食』は、当該ペットフードと水だけで10年以上の長い期間の健康を保つことが考慮されているフードです」

という決めつけは、いかがなものでしょうか。

私たち人間も、バランス栄養食のような健康食品や栄養補給サプリメントと水を摂取しているだけでは、10年以上の長い期間の健康を保つことはできないはずです。
いくら栄養がバランス良く添加されていようとも、です。

『AAFCO』が設定している各栄養素の基準値の算出方法は、ペットフードの原材料を、試験管の中で人工的に再現して実験したものだといいます。
その上で導き出した基準値なので、やはりそれは、あくまで基準値でしかないのです。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉