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ペットフード 34

『総合栄養食』関連のことでいえば。
最近流行のプレミアムフードの中には、『総合栄養食』の表記があるものとないものが混在しています。
ペットフードメーカ各社が独自基準を設けて販売しているので、バラツキがあるというわけです。

どの価値観で判断するかにもよりますが、『総合栄養食』の基準を満たしているペットフードが一番だとか、高ければ一番良いペットフードだとか、一概には決めつけられません。
なので、少なくとも、ご自身と暮らされているペット様に合った(生活環境・一日のエネルギー消費量・体型・健康状態・食材の食べ合わせ・栄養の吸収率などを考慮した)ペットフードを与えて頂ければと存じます。

さて、

「『総合栄養食』は、当該ペットフードと水だけで10年以上の長い期間の健康を保つことが考慮されているフードです」

このフレーズを反芻するにつれ、私はさらなる懸念を抱くようになりました。
関連事項の文献などを紐解いて学びを続けていく内、

「確かにそうかもしれない……」

という実態に、否が応でも気づかされたからです。

その一つのきっかけとしましては、日本動植物専門学校の平野さんという方の主張があります。
その方は、

「アメリカ製のペットフードは昭和30年代半ばから輸入されていましたが、50年頃からの製品は、虫も湧かなくなったし、カビも生えなくなりました。いろんな添加物が入るようになったからです。それから犬や猫の病気が増えたのです」

という指摘をなさっています。

私が学ばせて頂いている獣医師の方も、件のペットフードの普及と比例して、ペット様に、アレルギー性皮膚炎・ガン・糖尿病・心臓病・腎臓病・肝臓病などの疾患が増えたと仰っていました。

人間の残飯を食べていた一昔前のペット様よりも、現在のペット様の方が長生きになっているのは事実です。
しかしながら、それは、様々な種類の『添加物』が使用されているペットフードのおかげだと勘違いしてはならない、との警告も耳にします。
実際は、飼育環境の衛生の向上・動物病院の増加・ワクチン類の普及・獣医療の発展・情報化社会による飼い主様の幅広い知識の吸収、それら複合的な要因のおかげである、との意見には私も素直に同意できます。

それらを加味して考えた場合、粗悪な原材料や『添加物』まみれの可能性を否定できない『総合栄養食』の謳い文句に、私はそれほど心惹かれないのです。

そんな考えに至ったのは、なにも私だけではありません。
自分で安全な食材を選べる『手作り食』の方がよっぽど安心できると、そちらを選択なさる飼い主様方が近年では増えてきました。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉