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ペットフード 41

『手作り食』を与える上で役立つ知識として、雑食性の犬様・肉食性の猫様、それぞれが摂取するべき栄養素を正しく知る必要があります。
それら各栄養素の過不足によるペット様の健康被害を避けるためにも、飼い主様が理解しておいて損はないでしょう。

ご存じの方も多数いらっしゃると存じますが、栄養素を大別すると、『タンパク質』・『炭水化物』・『脂質』・『ビタミン』・『ミネラル』があり、それらを『5大栄養素』と呼びます。

私たち人間にとって、『タンパク質』・『炭水化物』・『脂質』はエネルギー源となり、『ビタミン』・『ミネラル』は身体の調子を整える栄養素です。
どれも、健康で元気に生きていくためには欠かせない栄養素なので、不足のないように気をつけるべきものです。
ペット様にとってもほぼ同様(『炭水化物』についての注意点は後述)で、やはり過不足のないように与えてあげたいものです。

エネルギー源となる『タンパク質』・『炭水化物』・『脂質』は、すべて食事から摂取するしかありません。
推奨されている必要量については、雑食性の成犬様が体重1kgあたりおよそ4.8gで、肉食性の成猫様が体重1kgあたり7.0gだといわれています。
犬様で人間のおよそ4倍、猫様で人間のおよそ5〜6倍の『タンパク質』が必要であるという計算です。

猫様の方が犬様よりも高い数値なのは、犬様と比較すると、体内で『タンパク質』不足が起こりやすい体質だからです。
『タンパク質』からグルコースという糖を作る『トランスアミナーゼ』や『デアミナーゼ』の働きによる酵素活性が、猫様の肝臓では行われています。
それは食事の質を問わず一定に行われるために、『タンパク質』が少ない食事であろうとも、どんどんと『タンパク質』が分解されてしまいます。
なので、猫様の方が、『タンパク質』の必要量数値が高いというわけです。

『タンパク質』が不足すると、成長障害・貧血・食欲減退・被毛状態の悪化などの症状が起こってしまいます。
反対に、過剰摂取すると『脂肪』になって体内に蓄積されてしまうので肥満の原因となるほか、腎臓に負担もかかってしまうので注意が必要です。

『タンパク質』が体内で果たす主な役割は、身体を構成する細胞組織の維持です。
筋肉・内臓・皮膚・血液・ホルモンなど、あらゆる器官や組織になくてはならない栄養素で、体内で『アミノ酸』と呼ばれる物質に分解されます。
この『アミノ酸』の内、自身の体内で合成が難しい故に食事で摂取しなければならないのが、『必須アミノ酸』と呼ばれるものです。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉