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ペットフード 43

『スレオニン』は、体内の化学反応・神経伝達物質・酵素などの代謝物質に関係する重要なもので、体内でグルコースを生成する際の材料にもなるそうです。
穀物に含まれる『スレオニン』は消化吸収率が低いとされるので、それよりも豊富に含まれている肉や魚などの動物性タンパク質から摂取する方が良いとされています。
不足してしまうと、体重減少・拒食・全身の機能低下・神経症状などの心配があります。

肉類や乳製品などに多く含まれる『トリプトファン』は、体内で神経伝達物質セロトニンを生成して、幸福感や不安の軽減といった精神安定に効果があり、ナイアシン(ビタミンB3)の合成にも関係しているそうです。
ある研究では、『トリプトファン』が含まれる食材を与えた結果、ストレスが関与している特発性膀胱炎の発症が減少したといいます。
不足してしまうと、体重減少・拒食の心配のほかに、私たち人間と同様、ペット様も攻撃的になるとのことです。

『アルギニン』は、肝臓で、毒素になるアンモニアを尿素などに分解する働きを持つとされています。
ほかにも、ホルモンの分泌・血管の拡張・免疫反応の活性化・細胞増殖の促進・コラーゲン生成の促進などの働きにも関与している『必須アミノ酸』です。
不足してしまうと、毒素になるアンモニアを分解できずに、よだれ・筋肉の震え・嘔吐などのアンモニア中毒症状を発症してしまう危険があります。
また、脂肪肝・白内障になるリスクも高まるので、動物性タンパク質などからの摂取を怠らないように気をつけるべきです。

『必須アミノ酸』にまつわることの最後に、『ペットフード 30』でも少し触れた『タウリン』についてです。
自身の体内で合成ができない猫様にとって、『タウリン』は必ず食事から摂取しなければならない『必須アミノ酸』だということは、前述した通りです。

『タウリン』の働きは、消化酵素の合成・抗酸化作用・神経組織の維持・生殖細胞の維持・神経伝達物質に関係しているそうで、動物性タンパク質、とりわけ心臓・腎臓・レバーに多く含まれているといいます。
不足してしまうと、進行性網膜萎縮・免疫力低下・心臓疾患・繁殖能力の阻害などを引き起こす危険性があるそうです。

犬様・猫様にとって重要な『必須アミノ酸』の詳細は、以上になります。
これら『必須アミノ酸』の適量をバランスよく含んだ食材はありません。
なので、『手作り食』を与える際は、様々な食材を組み合わせる必要があることをお忘れにならないようにお願い申し上げます。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉