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ペットフード 46

ペットフード 45』で時系列毎に並べた通り、1970年代から2008年まで続いた複数の発表によって、『炭水化物』は犬様に不必要であるという流れになりました。

ですが。
2013年になると、スウェーデン・ウプサラ大学を主とした研究チームが、イギリスの科学専門誌『Nature』に、それまでとは異なる見解を示す論文を発表しました。
それは、遺伝子レベルではほとんど同じとされる狼よりも、犬様は『デンプン』の消化吸収能力に優れている、というものでした。
『デンプン』を分解するアミラーゼという消化酵素の遺伝子でいうと、狼の2?15倍、アミラーゼ活性は狼の28倍だと明らかにしたのです。

この発表によって、それまでの、『炭水化物』は犬様に良いものではない、といった印象に変化が見られるようになりました。
そして、犬様はドッグフードに含まれている『炭水化物』のほとんどを消化することができる、という前提が常態化したのです。

その結果も相まってか、現状に至っても尚、猫様用・犬様用問わず、ペットフードには『炭水化物』が当然のように多用されているわけです。
犬様・猫様共に、『炭水化物』の消化吸収が大得意ではない、という事実は変わっていないのにもかかわらずです。

それのなにが問題かというと、激安の粗悪なペットフードは、『炭水化物』の配合割合について、ペット様の健康を第一に考えてはいないからです。
その証拠に、低価格・かさ増しといった利益第一の目的で、米・トウモロコシ・大豆・小麦・大麦などの『炭水化物』を多量に使用しています。

その利益第一主義にペット様の健康が脅かされないようにするには、ペットフードのラベル表示(原材料表・成分表)の見方を最低でも知っておくべきでしょう。

猫様用も犬様用も共通ですが、ペットフードのラベル表示(原材料表・成分表)には、使用料・含有量の多い順に記載しなければならない決まりがあります。
つまり、ペットフードのラベル表示(原材料表・成分表)の一番初めに書かれているものが、米・トウモロコシ・大豆・小麦・大麦などの穀類であれば、『炭水化物』が主体のペットフードというわけです。

それを踏まえて見直してみると、プレミアムフードと謳われるペットフードにも、少なくはない『炭水化物』が含まれているものがあると気づくはずです。
『炭水化物』が不必要に多用されているペットフードを毎日摂取すると、ペット様の健康被害リスクが高まる懸念がうまれるので、できるだけ『炭水化物』の含有量が少ないペットフード選びが肝心です。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉