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ペットフード 47

前回の『ペットフード 46』のブログで、

「できるだけ『炭水化物』の含有量が少ないペットフード選びが肝心です」

と述べましたが……。
ラベル表示にある原材料表・成分表に目を通しても、ペットフードによっては、『炭水化物』の含有量が記載されていないものもあります。
そういった場合は、原材料表・成分表に記載されている『タンパク質』量・水分量・繊維質量・灰分などを全体量からマイナスすることで、大雑把ではありますが『炭水化物』の含有量を知ることができます。

ただし、中には、原材料としてだけではなく、フードの形状製造の過程で『炭水化物』をつなぎとして使用しているペットフードもあるので、使用量のより正確な詳細に関しては、ペットフードメーカーに直接問い合わせする方がよろしいかと存じます。

さて。
ここまで複数回綴らせて頂いた内容から、ひょっとすると、犬様・猫様に『炭水化物』は不必要である、と決めつけてしまう方がいらっしゃるかもわかりません。
ですが、それにはまだ尚早すぎるので、ここからは『炭水化物』は必要であるという見解について触れてみたいと存じます。

『炭水化物』は犬様・猫様に必要である、という論拠の背景には、野生暮らしをしていた時代の食事方法があげられます。

たとえば犬様の場合ですと、遺伝子レベルではほとんど同じとされる狼は、小動物などの獲物を仕留めた際に内臓から食するといわれています。
仕留めた獲物のお腹の中には、その獲物が食した穀物などの『炭水化物』が未消化で残っている場合もあるでしょう。
ということは、狼は間接的に『炭水化物』を摂取しているというわけです。

猫様の場合も同様です。
たとえば外で暮らしている猫様は、昆虫や鳥、ネズミをはじめとする小さなほ乳類などの獲物を仕留めた際に、頭の先から尻尾まで丸ごと食するといわれています。
そのネズミが穀物を食していれば、お腹の中には『炭水化物』が未消化で残っている可能性があるので、猫様もやはり間接的にそれを摂取していると考えられています。

上記のように、自然界で暮らすそれぞれの動物は、直接的・間接的の両方で、獲物から必要な栄養素を摂取しています。
『炭水化物』が不足してしまえば、『タンパク質』の吸収が阻害されてしまったり、低血糖・免疫力低下・発育障害の原因になったりもすると指摘されています。
であるからして、犬様にも猫様にも、適量の『炭水化物』摂取は必要であるというわけです。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉