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ペットフード 50

『炭水化物』について、最後に付け加えておきたいことがあります。
それは、ペット様が疾患を抱えている場合の『炭水化物』摂取にまつわることです。

疾患といっても様々なものがありますが、たとえばガンを患ってしまったペット様には、『炭水化物』摂取による悪化が懸念されるケースがあるといいます。
ガンはブドウ糖をエネルギーとして増殖するため、です。

ですので、ガンを患っているペット様には、『炭水化物』が多量に含まれているペットフードを与えることは、出来るだけ控えた方がよろしいかと存じます。
その分のエネルギーの代わりとしては、『脂質』からの摂取で補うことも可能です。

ここまで見てきた通り、『炭水化物』がペット様に必要か不必要かの見解には、専門家によって違いが存在します。
故に、飼い主様方におかれましては、『炭水化物』のメリット・デメリットを考慮した上での判断が迫られますが……。
とにもかくにも、ペット様のわずかな変化・ペット様からのサイン・ペット様の日々の健康状態に注視することが大切かと存じます。

さて、ここからは、ペット様の健康に不可欠な栄養素である『脂質』について触れさせて頂きます。

『タンパク質』や『炭水化物』などの栄養素と比較して、『脂質』は2倍以上のカロリーを有しています。
そのため、効率の良いエネルギー源といわれ、少量の摂取でも多くのエネルギーを得ることができます。

『脂質』が体内で及ぼす働きは、脳や筋肉のエネルギー源となったり、『脂溶性ビタミン』であるビタミンA・ビタミンD・ビタミンE・ビタミンKなどの吸収を助けたりすることです。
さらには、内臓保護・体温維持・脳神経の働きの活性化にも役立つといわれ、ペット様の嗜好性を高める向きもあります。

とはいえ、『脂質』の過剰摂取は、ペット様の健康被害を引き起こしてしまいます。
消費エネルギーを上回る『脂質』は、インシュリンというホルモンの働きによって、脂肪細胞や筋肉細胞に蓄えられます。
そうやって体内に蓄積されるおかげで、空腹時には脂肪細胞に含まれる中性脂肪を分解し、『糖質』を合成して対応できるわけですが……。
蓄積され続ければ肥満の原因となり、それが元で糖尿病などの別の疾患が心配されるので、摂取量については要注意です。

逆に『脂質』が不足してしまうと、 繁殖力低下・発育不良・体重減・体力低下・免疫力低下・皮膚や被毛状態の悪化・皮膚や被毛が負ったダメージの回復力低下、などが懸念されます。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉