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ペットフード 51

『脂質』の種類を細かく分類していけば、多数あります。
故に、そのすべてを書くとすると文字数ばかりがかさんでしまい、かえって分かりにくくなってしまうので、今ブログでは要点をまとめて取り上げます。
専門家並みの知識とまではいかなくとも、飼い主様として知っておいて損はない参考知識にして頂ければと存じます。

『脂質』は、『グリセロール』と『脂肪酸』で構成されています。
栄養学上で大別すると、『単純脂質』・『複合脂質』・『誘導脂質』の三種類になります。

『脂肪酸』をさらに大別すると、二つの種類に分けられます。
一つは、動物性脂肪に多く含まれていて、常温で固まる『飽和脂肪酸』です。
もう一つは、植物や青魚の中に多く含まれていて、常温でも液体のままの『不飽和脂肪酸』です。

肉類の脂肪・乳製品の脂肪などに多く含まれる『飽和脂肪酸』は、主としてエネルギー代謝に関わる大切なものです。
しかしながら。
『飽和脂肪酸』を過剰摂取すると、コレステロールや中性脂肪が貯まってしまい、動脈硬化・心臓病・糖尿病などを引き起こす原因になるので、くれぐれも注意が必要です。

反対に、植物性オイル(亜麻仁油・エゴマ油・しそ油・紅花油・菜種油・綿実油・ひまわり油・グレープシードオイルなど)や、青魚(イワシ・サバ・ニシン・サンマなど)に多く含まれる『不飽和脂肪酸』は、コレステロールを減らす働きをしてくれます。

また、犬様・猫様の体内では合成することができない『不飽和脂肪酸』の中には、食事から摂取する必要がある『必須脂肪酸』が含まれています。

『不飽和脂肪酸』にも種類があって、『オメガ6脂肪酸』に分類されるのは、『リノール酸』・『γ-リノレン酸』・『アラキドン酸』です。
『オメガ3脂肪酸』に分類されるのは、『α-リノレン酸』・『EPA(エイコサペンタエン酸)』・『DHA(ドコサヘキサエン酸)』です。
『オメガ9脂肪酸』に分類されるのは、『オレイン酸』です。

それら『不飽和脂肪酸』は、善玉の脂肪酸ともいわれています。
その働きは、コレステロールのバランス維持・免疫機能の維持・生殖能力・皮膚や被毛の健康維持などに関係しています。

ただし。
『オメガ9脂肪酸』は、私たち人間にとっては有効だといわれますが、ペット様の健康には、さほど役に立たないという説があります。
それどころか、『オメガ9脂肪酸』の多量摂取は、血液や皮膚中の『オメガ3脂肪酸』と『オメガ6脂肪酸』の濃度を減少させる可能性があともいわれています。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉