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ペットフード 52

ペット様の健康に欠かすことのできない『飽和脂肪酸』ですが、酸化・変性しやすいという欠点も持ち合わせています。

それ故に、たとえば青魚ばかりを食している猫様は、腹部の皮下脂肪が酸化・変性して炎症を起こしてしまい、『黄色脂肪症(イエローファット)』という病気になる危険性があります。
もちろん、犬様も『黄色脂肪症(イエローファット)』になってしまうので、ご注意願います。

『黄色脂肪症(イエローファット)』になってしまうリスクを避けるためにも、ペット様に青魚を与える場合には、酸化を防ぐ作用を持つ『ビタミンC』・『ビタミンE』・『βカロテン』などを同時に摂取させることが望ましいといえます。

さて。
犬様に必要だといわれている『必須脂肪酸』は、『オメガ6脂肪酸』に分類される『リノール酸』、『オメガ3脂肪酸』に分類される『α-リノレン酸』・『EPA(エイコサペンタエン酸)』・『DHA(ドコサヘキサエン酸)』です。

猫様に必要だといわれている『必須脂肪酸』は、『オメガ6脂肪酸』に分類される『リノール酸』・『アラキドン酸』、『オメガ3脂肪酸』に分類される『α-リノレン酸』・『EPA(エイコサペンタエン酸)』・『DHA(ドコサヘキサエン酸)』です。

『アラキドン酸』は動物性脂肪の中にしか含まれていませんが、私たち人間と犬様は、自身の体内で『リノール酸』から『アラキドン酸』を合成することができます。
ですが猫様はそれが出来ない為に、『アラキドン酸』を食べ物から摂取する必要があるのです。

『オメガ6脂肪酸』も『オメガ3脂肪酸』も、摂取による体内での代謝時に、免疫や炎症反応を調節する物質を作り出す働きがあると知られています。
故に、『オメガ6脂肪酸』が欠乏してしまうと、ペット様の皮膚や被毛の乾燥などの健康状態及び生殖機能に悪影響を及ぼし、脂溶性ビタミンの吸収率低下に繋がるともいわれています。
しかしながら、『オメガ6脂肪酸』には、炎症の促進や血液を固まりやすくする物質を作り出す働きがあることも忘れてはいけません。

『オメガ6脂肪酸』を過剰摂取すれば、血栓症になるおそれがあり、免疫システムの過剰活動によるアレルギー反応の助長に繋がる、と危惧する意見もあります。
反対に、『オメガ6脂肪酸』の継続摂取で、皮膚の痒みが改善したという声も耳にします。
これもまた、個体差と摂取量の違いが関係していると思われますので、一つの参考にして頂けたらと存じます。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉