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ペットフード 53

効能とリスクが述べられる『オメガ6脂肪酸』ですが、明確化されている事実だけは、頭に刻んでおく必要があると存じます。
ペットフード 52』の冒頭に書いたように、『オメガ6脂肪酸』は、酸化・変性しやすい『飽和脂肪酸』だということです。
ですから、酸化を防ぐ作用を持つ『ビタミンC』・『ビタミンE』・『βカロテン』などを同時に摂取することが重要なのです。

さもないと、せっかくの効能が期待される『オメガ6脂肪酸』が、ポリープやガンのリスクを高める『過酸化脂質』や、心臓病・糖尿病・アレルギー・ガンなどの直接原因とされる油脂の『トランス脂肪酸』といった有害なものにかわり、ペット様の健康に悪影響を及ぼす結果となってしまいます。

続いては、『オメガ3脂肪酸』に関することです。

『オメガ3脂肪酸』についての研究報告によると、

・血液の凝固を防いでサラサラにする
・皮膚や被毛の健康維持に関与し、毛づやが良くなる
・アレルギーやアトピー症状の緩和
・中性脂肪やアレルギーの引き金となるロイコトリエンを減少させ、心臓病や動脈硬化を予防する
・ガンの予防効果
・免疫機能や免疫細胞の炎症を抑える

などの働きがあるといわれています。

上記のように、『オメガ3脂肪酸』には血液が固まらないようにする働きがあるため、血管が詰まるのを抑えてくれるといいますが……。
その作用が故に、過剰摂取すると出血時に血が止まりにくくなる側面もあります。

加えて、『オメガ6脂肪酸』と同様に酸化・変性しやすい『飽和脂肪酸』であるため、酸化を防ぐ作用を持つ『ビタミンC』・『ビタミンE』・『βカロテン』などを同時に摂取する必要があります。
よって、ペットフードに添加される際は、同時に健康被害のデメリットが指摘されている酸化防止剤が使用されているので、その点を危惧なさる方はお気をつけください。

さて。
ある研究によると、『オメガ6脂肪酸』と『オメガ3脂肪酸』を摂取する際にバランスの良い比率は、5:1?10:1といわれていますが……。
残念ながら、ほとんどのペットフードはその基準を満たしてはいません。
『オメガ3脂肪酸』が小量しか含まれていないものもあれば、『オメガ6脂肪酸』の量が多すぎるものも存在します。

また、新品であるにもかかわらず、袋を開けると、油臭いと感じるペットフードもあります。
それは即ち、酸化している証拠です。
そういったペットフードを与え続けていると、ある日突然、ペット様が痒がったり、涙を流したりという症状が出てしまうこともあるというので、くれぐれもご注意のほどよろしくお願い致します。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉