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ペットフード 62

脂溶性ビタミンに分類される『ビタミンE』は、植物油・子実類・穀類などに多く含まれていて、その数は多くはないものの、動物性食品(レバー類など)にも含まれています。

摂取した『ビタミンE』は、肝臓や筋肉中の脂肪組織に貯蔵されます。

その効能の代表的なものとしては、酸化しやすい『不飽和脂肪酸』を摂取した際に発生する活性酸素から、細胞膜を保護する働き(抗酸化作用)です。
それにより、老化防止に繋がると考えられています。

ほかにも、

・骨格や筋肉の成長の助け
・末梢血管を広げて血液循環の促進に役立ち、酸素や栄養分が体内に行き渡りやすくする
・性腺刺激ホルモンの分泌を促し、受胎率を高める
・免疫機能の強化に伴う、抵抗力の増強
・『ビタミンA』の安定化作用
・黄色脂肪症の予防
・悪玉コレステロールの抑制作用

などの働きが『ビタミンE』にはあるといわれています。

ちなみに。
食品に含まれている『ビタミンE』の主な種類には、『α-トコフェロール』・『β-トコフェロール』・『γ-トコフェロール』・『δ-トコフェロール』があり、そのほかにも、『α-トコトリエノール』・『β-トコトリエノール』・『γ-トコトリエノール』・『δ-トコトリエノール』があります。

これらの中で一番に高活性なのが『α-トコフェロール』とされていて、医薬品類やサプリメントに含有されている『ビタミンE』もそれが主になっています。

ところが……。

近年の研究発表によると、悪玉コレステロールの抑制作用に関しましては、『α-トコフェロール』ではなく、『δ-トコトリエノール』に効果が認められたとの報告があがりました。

となると、悪玉コレステロールの抑制作用を期待してサプリメントを与えていても、期待する効果は望めそうにありません。
ですから、『ビタミンE』系のサプリメントは単体としてのものではなく、複合体として含有されているものを選択なさった方がよろしいかと存じます。

その関連でいえば、ペット様用のドライフードに添加されている『ビタミンE』にも疑問府がつきます。
なぜなら、それに使用されている『ビタミンE』は、主として『α-トコフェロール』だからです。
ですから、ペットフードについても、複合体の『ビタミンE』が含有されているものを選択なさった方がよろしいかと存じます。

手作り食やトッピングとして『ビタミンE』をペット様に摂取させたい場合は、カボチャがお勧めです。
『ビタミンE』含有量が豊富ですし、『ビタミンA(β-カロテン)』や『ビタミンC』も同時に摂取できるので、抗酸化作用が期待できるかと存じます。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉