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ペットフード 66

自然由来の『ビタミンK1(フィロキノン)』や『ビタミンK2(メナキノン)』とは違い、人工的に化学合成された『ビタミンK3(メナジオン)』については、過剰摂取した場合に毒性があるとの指摘が存在します。
学窓社から出版されている『小動物の臨床栄養学』という文献によれば、

『ビタミンK3(メナジオン)』の過剰摂取は、致命的な貧血・高ビリルビン血症・深刻な黄疸を引き起こす可能性を否定できない

とのことです。

ちなみに。
参考までに記しておきますが、人間用サプリメントについていえば、『ビタミンK3(メナジオン)』を添加した商品の製造を禁止している国もあります。
それはつまり、『ビタミンK3(メナジオン)』を摂取することによって健康を害する可能性がある、と判断されているわけです。

それでも。
残念ながら、激安の粗悪なペットフード・ペット様用サプリメント・飼料用添加物としての飼料には、『ビタミンK3(メナジオン)』が使われていることがよくあります。

摂取した場合の作用度合いが、『ビタミンK1(フィロキノン)』や『ビタミンK2(メナキノン)』よりも強いことが理由の一つかもしれませんが……。
やはり最大の理由は、人工的に化学合成された『ビタミンK3(メナジオン)』ならば、自然由来の『ビタミンK1(フィロキノン)』や『ビタミンK2(メナキノン)』よりも低価格で使用でき、利益が上がるからでしょう。

比べるまでもありませんが、飼い主様方がなによりも優先すべきは、ペットフード業者の売上よりもペット様の健康です。
私見としましては、ペット様の健康を害する可能性がゼロではない以上、『ビタミンK3(メナジオン)』が使用されているものは、わざわざペット様に与える必要はないかと存じます。
前回ブログ『ペットフード 65』で触れた通り、『ビタミンK1(フィロキノン)』や『ビタミンK2(メナキノン)』は、自然界に存在する食材から摂取すればいいわけですし、ペット様の腸内細菌によって合成できるからです。

では。
実際に、『ビタミンK3(メナジオン)』が使用されているペットフードやペット様用サプリメントを選ぶ際には、どうすればいいのか??
ペットフードやペット様用サプリメントに記載されているラベル表示を、必ずチェックする癖をつけて頂ければと存じます。

たとえば、ラベル表示に『ビタミンK活性剤』・『重亜硫酸ナトリウム』・『メナティオン硫酸水素ナトリウム』などと記載があるものには、『ビタミンK3(メナジオン)』が添加されていると考えられますので、くれぐれもご注意ください。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉