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ペットフード 74

つぎに取り上げるのは、『ビタミンB6(ピリドキシン)』についてです。

はじめに申し上げておきますと。
『ビタミンB6(ピリドキシン)』は20世紀半ばに発見されたビタミンなのですが、摂取によるペット様の体内作用についての詳細把握はまだまだ完ぺきとはいえず、今尚、研究が続いている現状があります。

であるが故、若干の不透明感は否めませんが……。
現状知られていることについて綴るだけでも、飼い主様方のお役に立てることもあるでしょうから、ご参考にして頂けたらと存じます。

水溶性ビタミンに分類される『ビタミンB6(ピリドキシン)』は活性化しやすく、結びつきやすい性質ももっているがため、体内で有効利用しにくい形になると考えられています。

それでも、アミノ酸の合成と分解を促進する酵素の補助因子としての機能を果たしたり、筋肉に貯蔵されているグリコーゲンからのエネルギー生産に関わっていたりなど、ペット様の健康に必要な栄養素であることに疑いはないので、過不足なく摂取させるべきです。

とりわけ、成長期のペット様・妊娠中のペット様に必要なビタミンであるといわれていますので、食事内容にどうぞご配慮願います。

『ビタミンB6(ピリドキシン)』をペット様に摂取させることで期待できる体内作用は、

・『タンパク質』の代謝促進
・『脂質』の代謝促進
・歯の代謝促進
・皮膚の代謝促進
・健康な被毛の維持
・健康な皮膚の維持
・胃酸分泌の活性化
・免疫機能を正常に保つための抗アレルギー作用
・神経伝達物質の生成
・インスリン合成への働きかけ
・赤血球合成への関与
・貧血予防
・蕁麻疹予防
・湿疹などの皮膚炎予防

など、様々あります。

『ビタミンB6(ピリドキシン)』の過剰摂取については、稀だといわれています。
とはいえ、血管拡張や皮膚の炎症原因・神経系に障害を起こすなど、過剰摂取による健康被害も危惧されていますので、気をつけるに越したことはないと存じます。

欠乏症については、

・皮膚炎
・口内炎
・成長不全
・貧血
・痙攣
・腎臓結石および腎臓障害
・食欲不振
・体重減少
・てんかん
・神経過敏
・視覚障害

などの心配があるとされます。
加えて、関節炎・喘息・動脈疾患・ガン・アレルギーの原因になると指摘する声も存在します。

最後に。
『ビタミンB6(ピリドキシン)』が多く含まれる食品は、レバー・バナナ・ジャガイモ・七面鳥・乳製品などですが、調理法によってはその成分が失われやすいので、ご注意願います。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉