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ペットフード 77

別名『ビタミンB5』と呼ばれる『パントテン酸』は、水溶性ビタミンに分類されます。

『パントテン酸』は、様々な食品に含まれていてるビタミンです。
その中でも、肉類・レバー類・サーモンなどの動物の組織や、野菜類などの植物の組織に多く含まれています。
ほかには、納豆・麦・玄米にも含まれています。
ですが、『ビタミンB6(ピリドキシン)』などと同様、調理法によってはその成分が失われがちなので、お忘れなきようお願い申し上げます。

『パントテン酸』は『炭水化物』・『タンパク質』・『脂質』をエネルギーにかえ、それらの代謝に働きかけるといわれています。

『パントテン酸』が及ぼす体内作用はまだあり、ペット様の健康に欠かせない栄養素の一つといえます。
具体例をあげますと、

・神経伝達物質『アセチルコリン』の生成
・副腎皮質ホルモンの産出促進および活性化
・ストレスの緩和
・善玉コレステロールを増やす
・薬の副作用を軽減する解毒作用
・抗アレルギー作用
・外傷による治癒促進

などがあります。

加えて。
ペットフード 74』で触れた『ビタミンB6(ピリドキシン)』や、『ペットフード 75』で触れた『葉酸』などと相互補完し合って免疫力を強化し、感染症を予防する働きがあるといいます。
また。
『ナイアシン』・『コリン』・『イノシトール』・『ヒスチジン』とも相互補完し合って、皮膚や粘膜の健康維持に必要な『セラミド』の合成促進に役立つとされます。

『パントテン酸』が不足してしまうと、ペット様の健康被害が懸念されます。

犬様の『パントテン酸』欠乏症に関しましては、

・成長不良
・体重減少
・末梢神経障害
・胃炎
・下痢
・腸炎
・貧血
・被毛の損失

などが心配されます。

さらには、様々な皮膚病を発症するおそれも指摘されていて、たとえば、皮膚色素の減少や皮膚硬化の原因になってしまう可能性があるそうです。
それらは、とくに子犬様が影響を受けやすいといわれています。

ほかに、黒色だったはずの毛色が、灰色交じりになってしまうこともあるといいます。

猫様の『パントテン酸』欠乏症に関しましては、

・成長不良
・体重減少
・脂肪肝
・血清コレステロールの減少
・消化管障害
・低血糖
・昏睡

だといわれています。

過剰摂取につきましては、犬様も猫様も、とくに心配がないといわれていますが……。
実際には、あまり知られていないといった方が正確かもしれませんので、念のために、不必要な量をお与えにならないようにお願い申し上げます。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉