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ペットフード 88

続きましては、水溶性物質の『オロット酸(ビタミンB13)』についてです。

『オロト酸』・『オロチン酸』とも呼ばれますが、同じものを指しています。

『オロット酸(ビタミンB13)』を摂取することによって期待できる働きは、

・抗酸化作用
・老化の予防
・成長促進
・『葉酸』や『ビタミンB12』(詳細につきましては、共に『ペットフード 75』参照)の代謝促進
・赤血球の形成および再生の補佐
・肝臓障害の予防
・乳酸菌の発育因子作用

などと推察されています。

また、多発性硬化症の治療補助や、脂肪肝などの肝臓病治療に用いられています。

『オロット酸(ビタミンB13)』が含まれる食品には、ビール酵母・小麦胚芽・ニンジン・ゴボウ・サツマイモ・ジャガイモなどがあります。
それらの中から、犬様・猫様の健康被害が懸念されない食品を選び、摂取させて頂ければと存じます。

しかしながら。
『オロット酸(ビタミンB13)』についての研究は未だ発展途上なので、犬様・猫様に必要な摂取量が定められていません。

現時点でいえば、体内合成ができる上、食事からの摂取も可能なので、欠乏症の心配はないとされています。
過剰摂取につきましては、肝機能障害を引き起こす、という指摘があります。

いずれにせよ。
『オロット酸(ビタミンB13)』摂取による効果・効能、および欠乏症・過剰症にはまだまだ不明点が多いので、今後の研究報告に期待が寄せられています。

『ビタミン様物質』にまつわることの最後に、『パンガミン酸(ビタミンB15)』について綴らせて頂きます。

『パンガミン酸(ビタミンB15)』は、牛レバー・玄米をはじめとする穀物類・ビール酵母・ゴマなどに含まれています。

それらの中で、たとえばゴマを犬様・猫様にお与えになる場合、殻は消化に悪いので、すりゴマの状態でお与えになる方がよろしいかと存じます。
また、すりゴマの状態での長期保存は質の悪化が懸念されますので、与える直前にゴマをするようにお願い申し上げます。

『パンガミン酸(ビタミンB15)』についても、『オロット酸(ビタミンB13)』同様、研究は未だ発展途上なので、犬様・猫様に必要な摂取量は定められていません。
水溶性なので余剰分は尿から排出されますが、欠乏症に関していえば、肝機能の低下や免疫力低下のほかにはまだまだ不明点が残るので、今後の研究の進展が望まれる栄養素です。

『パンガミン酸(ビタミンB15)』を摂取することによって期待できる効能としましては、

・活性酸素の抑制による抗酸化作用
・細胞の老化抑制
・環境汚染物質から体を守る
・肝臓機能の向上による解毒作用および肝臓疾患の予防
・免疫力強化
・疲労回復の促進
・血中コレステロールの軽減

などがあります。

ちなみに。
犬様・猫様に『パンガミン酸(ビタミンB15)』をお与えになる際は、同じく抗酸化作用を持つ、

・『ビタミンA』(詳細につきましては『ペットフード 56』・『ペットフード 57』・『ペットフード 58』参照)
・『ビタミンE』(詳細につきましては『ペットフード 62』・『ペットフード 63』・『ペットフード 64』参照)
・『ビタミンC』(詳細につきましては『ペットフード 79』・『ペットフード 80』参照)

などを一緒に摂取させることにより相乗効果が望めますので、ご参考にして頂けたら幸いです。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉