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ペットフード 9

最後に、合成甘味料のついでなので、同じ類のキシリトールも例にあげておきます。

キシリトールは、人間の虫歯予防やシュガーレスの食品に使用されているので、ご存じの方も多いと存じます。
人工甘味料であるキシリトールは、低カロリーの『砂糖』の一種で歯に良いとされ、ガムやタブレットなどの菓子類に使用されています。

このように、人間にとっては害の無いキシリトールですが、ペット様にとっては害があります。
ネギ類などと同様、摂取すると、インシュリンの過剰分泌による低血糖状態となってしまい、嘔吐・呼吸困難・腎不全などを引き起こして重篤な症状を発症してしまう危険があります。

症状の発症には個体差がありますが、一説によると、体重1キログラムあたり0.1グラムのキシリトール摂取量で症状が起きていまうとのことです。
なので、人間用のキシリトール配合ガムなどをペット様が誤って口にしてしまわないように、保管場所などについて、くれぐれも注意を怠らない方がいいでしょう。
万が一、ペット様が口にしてしまった場合は、速やかに動物病院で診察を受けるべきなのはいうまでもありません。

虫歯の話題ついでに、余談になりますが。
犬様・猫様は私たち人間とは違い、デンプンを糖に分解する消化酵素(アミラーゼ)が唾液中にほとんどない故、虫歯になりにくいといわれております。
歯の形も人間のそれとは異なり、犬様・猫様の歯は尖った形なので食べカスや虫歯菌が付着しにくいそうです。
口の中のpHも人間が弱酸性(pH6.5?7.0)なのに対して、犬様・猫様はアルカリ性(pH8.5?9.0)なので、やはり虫歯菌が繁殖しにくいといわれています。

とはいっても、歯垢が石灰化しやすく歯石がつきやすいので、歯周病などの予防も含めたペット様へのオーラルケアは重要です。
ある調査によれば、ペット様の口に関する悩みを抱えた飼い主様は、犬様で6割超・猫様でも半数近くに上るといいます。
その内、飼い主様ご自身でペット様のオーラルケアを実施している割合は、犬様で7割弱、猫様で3割弱だそうです。

歯周病になると、ペット様の口臭が酷くなってしまったり、痛みのために食事がしにくくなったりするだけではなく、感染症が引き起こされる危険があります。
歯周病が原因の感染症が、心臓・肝臓・腎臓などの臓器に広がってしまうこともあるといいますから、ペット様の健康を案じればこそ、日常のオーラルケアは無視できません。

話は戻りますが。
とにもかくにもペット様の健康のために、飼い主様方におかれましては、ペットフードに含まれている『砂糖』類についても注意をお願い申し上げます。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉