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ペットレンタル 中編1

ペットレンタル 前編』で書いた、ペットレンタル事業を行っている老舗トリミングスクールの主張について、私なりの率直な感想は以下の通りです。

先ず、

『人と人の間に犬がいるだけで雰囲気が和みます』

とのことですが。
ペット様との暮らしの中には、確かに『和み』が存在します。
その点では、異議は唱えません。
ペット様は、飼い主様を時に笑わせてくれたり、時に優しい気持ちにさせてくれたりします。
飼い主様はその恩恵にあずかって、心豊かな暮らしを育みます。

ですが。
当該トリミングスクール側が言っている言葉と私の言う言葉は、指している意味が違います。
前者の言葉はペットレンタル事業のPRに過ぎません。
一方、私の言葉が指しているのは、飼い主様とペット様の暮らしそのものについてです。

尊く慈しみ深い『和み』は、飼い主様とペット様が共に生きる毎日の生活があるからこそ、うまれるものです。
都合の良い時だけペット様をレンタルするだけでは到底得られないよろこびが、そこにはあるのです。

また、

『料金を低く設定しているので、とても儲けなんて出ません。犬が好きだからやっているんですよ』

と笑顔で話したことについては、私の価値観と一点の交わりすら見つけられません。

同トリミングスクールでは、身分証を提示し、代金を支払って会員になれば、誰でもレンタルが可能だそうです。
ということは、犬様に対する適切な知識や経験を有していない利用者にでも、平気でレンタルするわけです。

私には、その神経が理解できません。
レンタルする犬様に降りかかるかもしれない万が一の事故や逸走を考えた時、本当に犬様が好きならば、会員にさえなれば誰にでもレンタルする方針はいかがなものでしょうか。

それに付随して。
犬様自身のことよりも利益優先であることが垣間見れるのが、レンタルをする際の注意事項内容です。

例えば。
レンタル中に犬様の身体が汚れた場合のシャンプー代別途請求についてですとか、犬様が負傷した場合の治療費全額負担請求ですとか……とにかく、損害賠償ばかりが目に付く内容なのです。
肝心であるはずの、安全な散歩の仕方などの説明不足感は否めません。

それをないがしろにしているにも関わらず。
会員費やレンタル代で利益を得ている事実を、『犬が好きだからやっているんですよ』という言葉で覆い隠そうとするその姿勢には、憤りすら覚えます。
儲けがないならば、さっさとペットレンタル事業の廃止に踏み切ればいいだけのことです。
犬様の命をレンタルして儲けようなどという魂胆を捨て、トリミングスクール運営だけに営業努力を傾ければいいだけのことです。

ですが、まあ??
そもそも、犬様への真の愛情があるならば、ペットレンタル事業を始める発想がうまれるとは思えませんが……。

〈中編?に続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉