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人とペット様の災害対策ガイドライン 10

前回ブログの文末で述べた問題(災害発生時、何らかの理由でペット様と一緒にいられなかった場合について想定しておくこと)に対する解決案としては、どんなものが考えられるだろうか。

最も理想的な解決案としては、留守番などを強いて、ペット様を一人にしないことであろう。
だからといって、だ。
働きもせずに、ペット様と終始一緒にいることができる人は限りなく少ないであろうし、社会ルールと他者へのマナーを守って暮らすべきである以上、ペット様をどこへでも連れて歩くことは許されない。
よって、ペット様と終始一緒にいることで問題解決を試みるのは非現実的といえる。

では、べつの方法で問題解決を試みるとするなら、どのような選択肢があるか――
いろいろな考えを巡らせてはみたものの、結局は、自分以外の誰かにペット様のお世話を頼むほかないだろうと思う。

だがしかし、そこまでペット様想いの行動を取る飼い主様は、残念ながら多くはない。
自分都合の屁理屈や論理で言い訳を並べて、自分以外の誰かにペット様のお世話を頼むことをしない飼い主様が圧倒的多数である。
そうやって、頑なに、一人での留守番をペット様に強いるのであれば、だ。
留守番中に災害(火事や停電事故なども含む)が発生し、ペット様の身に万が一の不幸があったとしても、その飼い主様は悔いがないということなのだろう。

考え方は人それぞれといえど、上記のように、自分自身の行動や選択如何で避けられるはずだった不幸ならば、私は絶対に後悔してしまう。
だからこそ、災害発生に対する備えを常に怠らないわけだ。
これも一つの「自助」である。

さて。
災害発生時に対する備えに関係することで、もう一つ、私は申し上げておきたいことがある。
それは、何らかの理由で海外生活を送ることになる飼い主様方への忠告だ。
ペット様を伴い、海外で暮らすことになる飼い主様は、その住まいとなる周辺の動物病院・ペットホテル・トリミングサロンなどまでならば、事前に調べたりする。
飼い主様によっては、実際に引っ越しをする前にあらかじめ現地へと足を運び、その住まいとなる周辺の動物病院・ペットホテル・トリミングサロンなどの調査及び情報収集に精を出す方もいるほどだ。

確かに、それらを含めた生活環境の下調べは重要である。
しかし、それらだけでは不充分だ。
ペット様の災害対策のことについても、充分に考えを巡らせておく必要があるだろう。

災害発生時、その国や地域ではペット様の扱いについてどうなっているのか?
避難場所は?
避難先の条件は?
数え上げたらきりはないが、ペット様のことを想うのならば、その下調べも必須である。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉