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人とペット様の災害対策ガイドライン 7

当該ガイドラインの”総説”に関してピックアップしたい事柄については、

”災害対応における基本的な視点として、災害時の対応は飼い主による「自助」が基本”

という点も取り上げておきたい。
そのことについて書かれている、当該ガイドラインの抜粋が以下になる。

『災害への対応には、いわゆる「自助」、「共助」、「公助」があり、人の災害対策では、何よりも「自助」、次いで「共助」が基本だとされている。
大規模な災害ともなれば、発生直後の「公助」に大きな役割を期待することが難しく、まずは「自助」により自分自身の身を守ることが必須になる。
このことは、ペットの飼い主にとっても同じである。
災害時に行われる行政機関による支援(公助)では、人の救護が基本であることから、災害の発生当初には、ペットフードや水などの支援ですら困難なことが多い。
飼い主はこうした場合にあっても、ペットの安全と健康を守り、他者に迷惑をかけることなく、災害を乗り越えてペットを適正に飼養管理していく責務を負っている。
したがって普段から、災害時に必要となる備えをし、地域社会に受け入れられるように、ペットを適正に飼養管理する必要がある。
発災時に、飼い主が自身の安全を確保した上で、災害の状況を見極め、より安全な避難場所を確保するために、ペットと共に避難行動(同行避難等)をとることがペットを守るための第一歩である。
自治体によっては、堅牢なマンション等での在宅避難を推奨しているところもあるので、あらかじめ、それぞれの自治体における避難のあり方を確認しておくことも必要になる。
また、飼い主は、自宅からの避難が必要となる災害が発生し、ペットと同行避難する必要が生じることを想定して、平常時から、災害に備えたペット用備蓄品の確保や避難ルートの確認等はもちろんのこと、ペットが社会の一員としての適性をもつべきことを認識し、ペットの同行避難に必要なしつけや健康管理を行うことも飼い主の責務である。
避難先では、ペットの世話やペットフードの確保、飼養場所の管理は原則として飼い主の責任で行うことになる。
大勢の人が共同生活を送る避難所や応急仮設住宅(復興住宅等を含む。) において、ペットを原因としたトラブルが生じないよう、ペットを飼養していない避難者に配慮するとともに、ペットの健康と安全を確保するための措置を講じるなど、飼い主には、平常時以上に、適正な飼養管理をするための努力が求められる。
飼い主がペットの防災を考え、十分な備えをすることは、自分自身や家族についても災害に備えることにつながり、「自助」によるペットの災害対策を講じることが、自分自身や家族、さらには地域の防災力の向上にもつながるのである』

上記の文言内容について、現状の意識をご自身に問うた場合、

”自分は高い危機管理意識を持って充分な備えをしている!”

と胸を張れる飼い主様方は、一体どれくらいいるであろうか――

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉