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他人事ではない 中

私たちメビー・ラックのスタッフも、お預りしているペット様たちのお世話中には、自分の身体(手・腕・脚・顔などの皮膚部分)をなめられることはある。
それは要介護お世話のペット様だけに限らず、健康なペット様たちも含めてだ。
加えて、ペット様の排泄物(時に吐しゃ物)の掃除は、1日に数えきれないほど行っている。
その度の徹底的な手洗いや、使用した食器類及びベット類などの洗濯・除菌が必須なのは当然で、衛生面に気を配るのは、一般的な飼い主様のそれよりもはるかに高い意識を持っている。
プロとしてペット様のお世話を承っている上、店舗には多数のペット様の出入りがあるので、当たり前のことだ。

では、この度『重症熱性血小板減少症候群(SFTS)』に感染・発症してしまった男性が、不衛生な状況下で飼い犬様のお世話(介護)をしていたのかというと、様々な報道媒体で既報されている通りならば、そうではないだろう。
なにか、特殊なお世話(介護)をしていたわけではないらしい。

知らぬうちに『重症熱性血小板減少症候群(SFTS)』に感染・発症してしまった飼い犬様が、体調不良により食欲が低下してしまったために、飼い主様である男性は自分の手の平にエサを乗せて与えていたそうだ。
飼い犬様はそれを、ぺろぺろとなめながら食していたという。
そのお世話中に、飼い犬様の唾液などを介して男性に感染したと見られている。

『重症熱性血小板減少症候群(SFTS)』に感染・発症してしまったかどうかはべつとして、ペット様がなんならかの要因で弱ってしまっている場合、ペット様と暮らされている飼い主様にとって、そうしたお世話は特段めずらしいことではないだろう。
だが、『重症熱性血小板減少症候群(SFTS)』を発症してしまったペット様の体液に触れ、その手でご自身の口や目などに触れれば、低くはないリスクで感染してしまう。
それを防ぐには、ペット様との触れ合い及びお世話後はいちいち手洗いをする、という習慣を飼い主様方も身につけた方がいいだろう。

体調不良ついでにいうと。
ペット様の下痢について甘く見ている飼い主様は、思いのほか多い。
下痢をしているということは、不調のサインであるにもかかわらず、とりあえず様子見をしてしまう飼い主様がいるが、私は賛同できない。

そのことに関連して、以前、相談電話を受けた一例をあげる。

とある飼い主様が夜に帰宅すると、一人で留守番をしていた犬様が下痢をしていた痕跡を見つけた。
犬様の元気がないようにも見えたという。

その時点でかかりつけの動物病院の診察時間が終わってしまっていたため、飼い主様はメビー・ラックに相談電話をかけてきた。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉