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動物の感染症 14

大まかではあるが、病原体が私たち人間の体に侵入してくる経路には、以下のようなものがある。

・飛沫や空気などからうつる、”経気道感染”
・飲食や飲水などからうつる、”経口感染”
・接触や咬傷や吸血などからうつる、”経皮感染”
・垂直感染の一つである、”経胎盤感染”
・医療行為や外傷などからうつる、”血液感染”

上に記したように、直接的接触や間接的接触を問わず、病原体の侵入経路は存在する。

ついでに。
過去ブログ『動物の感染症 13』で触れた、直接伝播や間接伝播(”ベクター媒介”・”環境媒介”・”動物性食品媒介”)でうつってしまうと考えられている”動物由来感染症”の具体例は、以下である。

咬まれることによって直接伝播の危険がある”動物由来感染症”は、

・『狂犬病』
・『カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症』
・『パスツレラ症』

などで、引っかかれることで直接伝播の危険がある”動物由来感染症”には、『猫ひっかき病』がある。

また、糞便に触れることによって直接伝播の危険がある”動物由来感染症”は、

・『トキソプラズマ症』
・『回中症』
・『エキノコックス症』
・『クリプトコッカス症』
・『サルモネラ症』

などだ。

飛沫や塵埃によって直接伝播の危険がある”動物由来感染症”には、

・『オウム病』
・『コリネバクテリウム・ウルセランス感染症』

などがあり、そのほかの直接伝播の危険がある”動物由来感染症”は、

・『皮膚糸状菌症』
・『ブルセラ症』

などである。

間接伝播のうちの一つ、”ベクター媒介”でうつってしまう危険がある”動物由来感染症”には、ダニ類が媒介する、

・『クリミア・コンゴ出血熱』
・『ダニ媒介脳炎』
・『日本紅斑熱』
・『つつが虫病』

などが挙げられる。

蚊が媒介するものでは、

・『日本脳炎』
・『ウエストナイル熱』
・『デング熱』
・『チクングニア熱』
・『ジカウイルス感染症』

などに要注意だ。

ノミが媒介する”動物由来感染症”では『ペスト』、ハエが媒介する”動物由来感染症”では『腸管出血性大腸菌感染症』があるので気をつけたい。

間接伝播のうちの一つである”環境媒介”、とりわけ”水”によってうつってしまう危険がある”動物由来感染症”には、

・『クリプトスポリジウム症』
・『レプトスピラ症』

がある。
同じく間接伝播のうちの一つである”環境媒介”で、”土壌”が関係しているものには、

・『炭疽』
・『破傷風』

などだ。

スペースの都合上、間接伝播のうちの一つである”動物性食品媒介”でうつってしまう”動物由来感染症”は、今シリーズの次回ブログで取り上げる。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉