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動物の感染症 15

今回のブログは、過去ブログ『動物の感染症 14』からの続きで、間接伝播のうちの一つである”動物性食品媒介”でうつってしまう”動物由来感染症”について触れていく。

”動物性食品媒介”のうち、”肉類”が関係しているものには、

・『腸管出血性大腸菌感染症』
・『E型肝炎』
・『カンピロバクター症』
・『変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)』
・『住肉胞子虫』

などがある。
また、”鶏卵”が関係しているものには『サルモネラ症』があるので気をつけたい。

”魚介類”でいうと、近年、何人かの芸能人が発症し、ニュースにも度々取り上げられている『アニサキス症』がある。
”魚介類”が関係しているほかのものには、『クドア症』や『ノロウイルス感染症』があるが、それらにも充分に注意をしなければならないであろう。

”動物性食品媒介”のうち、”乳製品類”では、

・『牛型結核』
・『Q熱』
・『ブルセラ症』

などが挙げられる。

さて。
過去ブログ『動物の感染症 12』・『動物の感染症 13』・『動物の感染症 14』に続けて、今回のブログでも取り上げている”動物由来感染症”についてだが、その原因となる病原体の大きさは様々である。

過去ブログ『動物の感染症 3』でも書いたので重複するが、感染症を引き起こす病原体の種類としては例えば以下のようなものがあり、その大きさは、下記の順で小さいものとなる。

寄生虫

真菌

細菌

ウイルス

伝達性タンパク質

ちなみに。
病原体の種類にもよるが、たとえば寄生虫だと、大きいものでは数センチあり、中には数メートルの大きさの寄生虫が存在するのも確認されている。
ウイルスくらいの小ささになってくると、さすがに肉眼では確認が困難で、電子顕微鏡を用いなければ見ることはできない。
また、近年では、従来の微生物の概念とは別物の”プリオン”という異常タンパク質(伝達性タンパク質)までもが、”動物由来感染症”の原因となることが明らかになっているので、単に病原体といっても本当に様々である。

ご参考までに。
寄生虫によって引き起こされる感染症の一例には、

・『トキソプラズマ症』
・『回中症』
・『エキノコックス症』
・『クリプトスポリジウム症』
・『アニサキス症』

などがある。

真菌によって引き起こされる感染症の一例は、

・『皮膚糸状菌症』
・『クリプトコッカス症』

などだ。

スペースの都合上、細菌・ウイルス・伝達性タンパク質によって引き起こされる感染症の一例については、今シリーズの次回ブログで取り上げる。

〈続く〉

あなた様とあなた様の大切な存在が
今も明日もLucky Lifeを送れますように

富山桃吉